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本学学生団体「鳥人間サークル-鳥科-」「Aircraft Makers」が第47回鳥人間コンテストに出場しました。
2025年7月26日(土)、7月27日(日)に滋賀県彦根市で開催された第47回鳥人間コンテストに、本学学生団体が出場しました。
26日(土)に出場した「Aircraft Makers」は人力プロペラ機部門で、470.87Mを飛行し7位。
27日(日)に出場した「鳥人間サークル 鳥科」が滑空機部門で433.02Mを飛行し、見事準優勝という成績を収めました。
この大会は大学や社会人の計31チームが出場する一大イベントです。
鳥人間サークル鳥科
25代代表:坂口祥梧(工学部電気工学科3年)
あっという間に過ぎた28か月間でした。共に挫折や困難を乗り越えた末に、仲間と喜びを分かち合うことができ、非常に嬉しい気持ちでいっぱいです。今年は惜しくも優勝を逃してしまいましたが、次こそは優勝すると信じています。
悔しいことですが、鳥人間では天候や飛行順など、様々な「運」が絡んでいます。しかし、我々は本番にその「運の世界」で勝負できるようにミリ単位の精度で製作し、莫大な練習時間かけています。そこに理系としての、製作者としての矜持があると考えます。このチームで挑戦できたことを誇りに思います。
これまで応援してくださった皆様、そしてともに駆け抜けた仲間たちに、心より感謝申し上げます。
25代パイロット:平野竜海(工学部機械工学科3年)
2年半打ち込み続けた鳥科を引退し、最も充実し、濃い日々でした。パイロットとしての1年間は、ただひたすら記録のことだけを考えていました。記録は433.02 mと、鳥科記録は更新しましたが、目標としていた学生記録には届かず、後悔の残ったフライトとなりました。僕は同期をはじめ、メンバーに常に支えられてきて、機体製作は彼らに任せて練習に集中することが出来ました。そんな皆んなが作って、プラホまで運んで来てくれた機体のおかげで、自信を持ってフライトすることができました。皆んなには記録と、竜海が飛んでいる姿を見せることで恩返しができたかなと思います。これからの鳥科もぜひ応援してくれると嬉しいです。

Aircraft Makers
Aircraft Makers代表兼パイロット:太田陽也
Aircraft Makersが鳥人間コンテストに参加したのは2大会連続7回目でした。
2大会連続での出場はチームの歴史の中でも20年振りのことでした。なかなか、連続で出場する機会を得ることが出来ず、さらには琵琶湖という過酷な環境下において、定常飛行を行うということすらもままならない状況でした。
ただ、このような状況の中、執行代のメンバーをはじめとした、チームメンバーが最後まであきらめず、琵琶湖で飛ばすという目標に向け、最善を尽くし続け、さまざまな技術的課題を一つひとつクリアした結果、定常飛行、そして、チーム記録を更新することが出来ました。
この結果は、紛れもなくメンバー一人ひとりの努力と情熱の賜物です。代表として、パイロットとして、本当に感謝しています。
最後になりますが、OB、OGを始めとした、日頃からAircraft Makersをご指導、ご支援いただいている皆様、本当にありがとうございました。
これからも、Aircraft Makersは更なる機体性能、琵琶湖での飛距離の向上に向け挑戦を続けます。
今後とも、変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
