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国際火災科学専攻で「JICA開発大学院連携プログラム」を開始
2025年度後期より、創域理工学研究科 国際火災科学専攻(修士課程)において、「JICA開発大学院連携プログラム」を開始いたします。本プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の認定を受けて実施されるものであり、「防災科学概論」等の講義を通して火災リスクの抑制に向けた課題解決能力を備えた防災技術者の育成を目的としています。
国際火災科学専攻は、英語のみで課程を修了できる体制を整備しており、今後も多様な外国人留学生が学べる教育の場を提供し国際化を推進するとともに、本学の特色である大型火災実験施設を活用した実践的な講義を通じて、火災科学の専門知識と国際的な視野を兼ね備えた世界で活躍できる有為な人材の育成を目指します。
今後、本プログラムにより、本学が取り組む国際化推進の一環として、国内外の防災分野における技術者育成に資する新たな展開が期待されます。


◆創域理工学研究科 国際火災科学専攻 主任 桑名 一徳 教授より、プログラム開始にあたって以下のコメントが寄せられています:
「国際火災科学専攻では、現在31名の外国人留学生が修士課程と博士後期課程で学んでいます。2025年10月には、修士課程5名と博士後期課程2名の留学生が新たに入学または進学します。このたび「JICA開発大学院連携プログラム」の認定を受けたことにより、本専攻の特徴である教育研究環境の国際化をこれまで以上に推進できる体制が整いました。国際色豊かな環境のなかで、国際的な視野を持って活躍できる人材の育成に今後とも努めてまいります。」
◆「JICA開発大学院連携プログラム」とは、JICAと大学が連携し、大学の学位課程において、各専門領域における日本の開発経験について、英語で学ぶ科目を提供する事業です。
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