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2025.12.25 Thu UP

日本建築学会において本学大学院生および卒業生らが2025年(第36回)優秀卒業論文賞を受賞

掲載:2025年9月17日
更新:2025年12月25日

日本建築学会において本学大学院生および卒業生らが2025年(第36回)優秀卒業論文賞を受賞しました。

<優秀卒業論文賞>

受賞者
創域理工学研究科 建築学専攻 修士課程1年 森 雅樹
創域理工学研究科 建築学専攻 修士課程1年 高久 直希
指導教員
創域理工学部 建築学科 教授 伊藤 香織
創域理工学部 建築学科 講師 髙栁 誠也
受賞題目
人口分布の特徴把握のための解析手法に関する研究:スケール間での密度の差異に着目して
内容
本論文は、可変単位地区問題(MAUP)に着目し、スケール(物理的な空間や範囲の大きさ)間での人口密度の挙動を解析する手法を提案した。
仮想都市と実都市で密度変化を分析して指標特性を明らかにし、人口の局所的集中や分散の特徴を多角的に捉えた点で新規性が高く、集計単位の影響を挙動分析で克服した新規性と、局所集中・分散を多角的に捉えた貢献が評価される。
この狭域・広域の人口分布変化を定量的に評価した手法は、都市の空間分析に新たな視座を提供するものであり、理論と実践の橋渡しを試みている点も波及効果が高い。
受賞日
2025年9月10日
受賞者
工学部 建築学科 夜間主社会人コース 永田 明久(2024度卒業)
指導教員
創域理工学研究科 国際火災科学専攻 教授 水野 雅之
受賞題目
精神病院Aにおける火災避難の課題と対策に関する考察
内容
精神病院においては、俳諧防止のためのセキュリティ範囲やより高い行動制限が必要な患者においてはベッド上での拘束なども行われ、火災時の避難誘導には大きな課題がある。本研究では、疾病管理上、身体制限による移動能力の低下や認知力が低下している者が一定数入院する精神病院に勤務するスタッフに対して意識調査を実施し、相対的な危険度の低下を模索し、具体的には避難訓練のあり方や避難経路についての改善策等を提案した。この成果が評価されて日本建築学会優秀卒業論文賞の受賞につながったものと考える。
受賞日
同上

関連リンク
受賞者一覧
一般社団法人 日本建築学会

伊藤研究室
研究室のページ
伊藤教授のページ

髙栁研究室
髙栁講師のページ

水野研究室
水野教授のページ

日本建築学会において本学大学院生および卒業生らが2025年(第36回)優秀卒業論文賞を受賞
左から:高久さん、森さん
日本建築学会において本学大学院生および卒業生らが2025年(第36回)優秀卒業論文賞を受賞
永田さん
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