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物理チャレンジ2025開催および第1チャレンジで最も優秀な成績を修めた女子生徒に「東京理科大学賞」を授与
物理チャレンジは、物理オリンピック国際大会の日本代表選手の選抜も兼ねた全国規模の中学生・高校生のためのコンテストです。
本学は毎年、物理チャレンジの共催をしております。
「物理チャレンジ2025」第1チャレンジには1,293名(男子988名、女子305名)が参加し、女子生徒の中で最も優秀な成績を修めた高槻高等学校2年生の北尾和佳さんに、石川学長から「東京理科大学賞」を授与いたしました。「東京理科大学賞」は女子生徒の理工系選択を応援することを目的し、2023年に新設されました。
また、第1チャレンジから選抜された97名が、野田キャンパスにおいて8月22日から25日の期間に開催された第2チャレンジに挑みました。同キャンパスのセミナーハウスに宿泊して参加した高校生らは、初日は5時間の実験試験、2日目は5時間の理論試験に臨みました。
3日目には総合研究院の蔡兆申教授による超伝導量子コンピュータの講演が行われました。また、なるほど科学体験館の見学では伊藤稔館長が教具を紹介し、参加は数学や物理(科学)の楽しさを体験を通して学んでいました。
最終日の閉会式には石川学長も参加され、祝辞と共に理工系分野における多様性の大切さについてスピーチされました。なお、会期中は本学の9名の大学生・大学院生が運営補助を務めました。
このような試験や交流は、青少年が最先端の物理学や日常に潜む物理学の面白さを学ぶ良い機会であり、「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」を建学の精神とする本学の役割でもあります。
本学は、理工系を目指す青少年の活躍を応援しています。
関連リンク
物理オリンピック日本委員会(理事長 渡辺一之・本学名誉教授)

