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2024.11.18 Mon UP

iSAI/NLP2024において本学大学院生がBest Paper Awardを受賞

iSAI/NLP2024において本学大学院生がBest Paper Awardを受賞しました。

受賞者
工学研究科 電気工学専攻 修士課程1年 佐藤 優大
指導教員
工学部 電気工学科 教授 河原 尊之
受賞題目
Quantum Circuit Learning Enhanced by Dynamic Circuit
内容

量子回路学習(Quantum Circuit Learning)は、量子コンピュータを機械学習に応用するためのアルゴリズムであり、量子ビット数が限られており物理的エラーを修正できないノイズの多い中規模量子(NISQ)デバイスを活用するための方法である。しかしながら、ノイズによってその性能は制限されてしまう。今回、学習フェーズと推論フェーズの両方でノイズの影響を軽減するために、データの再アップロードと動的回路技術を組み合わせた回路構成を提案した。更に、実機ベースのノイズモデルを用いて、シミュレータでその有効性の高さを評価した。

この結果を、IEEEタイランド支部、タイ人工知能協会、タイ国立電子コンピューター技術研究センターなどの主催による「第19回人工知能と自然言語処理に関する国際合同シンポジウム(iSAI/NLP2024)」にて発表したところ、Best Paper Awardを獲得した。

受賞日
2024年11月13日

関連リンク
The 19th International Joint Symposium on Artificial Intelligence and Natural Language Processing (iSAI/NLP2024)

河原研究室
河原教授のページ

iSAI/NLP2024において本学大学院生がBest Paper Awardを受賞
発表の様子
iSAI/NLP2024において本学大学院生がBest Paper Awardを受賞
質疑応答
iSAI/NLP2024において本学大学院生がBest Paper Awardを受賞
左から学会チェアのThepchai Supnithi博士(タイ国立電子コンピューター技術研究センター)、佐藤さん
iSAI/NLP2024において本学大学院生がBest Paper Awardを受賞
表彰状
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