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2024.03.05 Tue UP

本学大学院生の論文がElsevier社出版「Economics Letters」誌に掲載

本学大学院生の論文が、Elsevier社出版「Economics Letters」誌に掲載されました。

受賞者
創域理工学研究科 経営システム工学専攻 修士課程2年 大賀 雄太郎
指導教員
創域理工学部 経営システム工学科 教授 髙嶋 隆太
受賞内容
本研究は、市場の不確実性を考慮したリアルオプションアプローチによる理論モデルを構築し、企業のCSR活動への投資と資産収益率の関係について分析を行いました。CSR活動への投資において最適な投資量が存在することや、その投資量において資産収益率が最も減少することを示しました。また、投資の成功確率と資産収益率の関係から、CSR活動は資産収益率を減少させる有効な手段であることが明らかとなりました。このように、CSR活動に対しての投資の投入量や成功確率の面から企業価値や資産収益率を評価し、CSR活動への投資の有用性を示すとともに、CSR活動はその認知度や注目度に依存し、企業価値の増加のために、対外的なCSR活動が有効であることを理論的に示しました。これらの成果が認められ、Elsevier社のEconomics Letters誌に掲載されました。
掲載論文
Sustainable investments in the face of social unrest and risk: A new perspective on corporate social responsibility
掲載日
2024年2月24日

関連リンク
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本学大学院生の論文がElsevier社出版「Economics Letters」誌に掲載
「CSR活動への投資投入量と資産収益率との関係」
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