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「第1回 野田きゃんカフェ 理窓会記念自然公園の自然地形」を開催 (11/11・開催報告)
2023年11月11日(土)東京理科大学野田キャンパスにあるセミナーハウスおよび理窓会自然公園において、「第1回 野田きゃんカフェ 理窓会自然公園の自然地形」を開催しました。
この「野田きゃんカフェ」は、近隣の方々に、セミナーハウスおよび理窓会自然公園の活用についてご意見を伺ったところ、科学、環境、教養講座や野田キャンパス学生の音楽、武道などの部活動の発表会、天体観測、蛍の観察など自然観察のご要望をいただきました。中でも、ご要望の多かった「理窓会自然公園の自然、地形を知りたい」に応じて、第1回目として企画したもので、本学野田統括課地域連携室の初のオリジナルプログラムです。
参加者は、30名限定。近隣住民の方々や本学学生が参加してくださいました。
第1回目の講師は、新保國弘氏(東葛自然と文化研究所長・利根運河の生態系を守る会会長)です。
始めに、セミナーハウスにおいて、新保氏による理窓会自然公園の最大の特徴である「つづら折れした谷津田跡」、「理窓会自然公園の歴史」「利根運河開削(明治23年竣工)前、理窓会自然公園の谷津と運河対岸の東深井地区公園(古墳の森)周辺の谷津は、ひとつの谷津として形成していたこと」や、理窓会自然公園でみられる二ホンアカガエル、カヤネズミ、カイツブリ、キンラン、ギンラン等のミニ講義を行いました。
その後、理窓会自然公園に移動し、ミニ講義にあった「自然地形」の体験・解説が行われ、最後に本学野田キャンパス広報担当コーディネーターの柴崎伸明氏から、理窓会自然公園の整備計画について紹介がありました。
参加者は、「水質に着目して、利根運河に触れてきましたが、今回、地形に生物、植物を加えて触れることができ、貴重な体験ができました」「理窓会自然公園に情熱を持ち、活動されていることに感銘を受けました」「説明と見学があり、新しい知見が得られました」「環境の良い場所である自然公園を学生の皆様や地域住民と協力しながら、環境保全ができたらと思いました」「管理と自然のままの兼ね合いは難しいですね」「もう少し、長い時間が欲しかった」など、たくさんのご意見を頂戴しました。
近隣住民の方々や理窓会自然公園に初めて訪れた学生方に、理窓会自然公園の歴史と自然地形を知っていただけた一日でした。
関連リンク
2023年度東京理科大学セミナーハウスを拠点とした 地域連携プログラム
「野田きゃんカフェ」を開催
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