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2023.03.08 Wed UP

本学学生、大学院生らが経営情報学会第18回学生研究論文発表会において『最優秀賞』『奨励賞』を受賞

本学学生、大学院生らが経営情報学会第18回学生研究論文発表会において『最優秀賞』『奨励賞』を受賞しました。

<最優秀賞>

受賞者
経営学研究科 経営学専攻 修士課程2年 大石 将平
指導教員
経営学部 経営学科 准教授 大江 秋津
受賞題目
イノベーションを生み出す博物館の特性に関する実証研究
内容
本研究は、社会目的組織である博物館の特性や経営手法が、プロダクトイノベーションを経て博物館のパフォーマンスに与える影響と、博物館のビジネスモデルイノベーションを生み出すメカニズムを実証することを目的とし、日本の博物館に対する独自のアンケート調査をもとに3つの実証研究を行った。
分析の結果、(1) プロダクトイノベーションには内部知識の活用と外部知識の獲得の両方が必要であること、(2) プロダクトイノベーションが社会的使命と商業的目標の両方に影響を与えること、(3) 異業種同士の得意分野を生かした連携が、他のコミュニティからの知識獲得とプロダクトイノベーションに影響を与えることを実証し、ビジネスモデルイノベーションのメカニズムを示した。
受賞日
2023年2月24日

<奨励賞>

受賞者
経営学部 経営学科 学部4年 久留島 弘章
指導教員
経営学部 経営学科 准教授 大江 秋津
受賞題目
実践共同体間の社会的正当性獲得のメカニズム ― 江戸の蘭学塾の師弟ネットワークによる実証研究 ―
内容
本研究は、蘭学塾の師弟ネットワークを用いて、実践共同体のメンバーの移動が促進される要因と、実践共同体が社会的な正当性を獲得するメカニズムを実証することが目的である。分析は、江戸時代に活動した蘭学者8435人の師弟データによるネットワーク分析と、師匠95人を対象に重回帰分析を行った。その結果、幅広い分野の知識をもち、オープンマインドを持つリーダーの属する実践共同体ほど、メンバー移動を促し、蘭学の普及に貢献したことを示した。
受賞日
同上

関連リンク
受賞者一覧-JASMIN経営情報学会
第18回学生研究論文発表会 終了報告-経営情報学会Facebook

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本学学生、大学院生らが経営情報学会第18回学生研究論文発表会において『最優秀論文賞』『奨励賞』を受賞
左から久留島さん、大石さん
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