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2022年10月26日(水)、近代科学資料館において、「大村智記念展示室」のオープニングセレモニーが開催され、大村 智特別栄誉博士をはじめとし、浜本 隆之理事長、石川 正俊学長、伊藤 稔近代科学資料館館長、招待者の計20名が参加しました。

本展示室は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞され、我が国の受賞者で唯一の私学出身者である大村 智特別栄誉博士の功績を顕彰する施設として開設いたします。

大村博士の偉業をたたえる施設は、山梨大学の大村智記念学術館、学校法人北里研究所の大村記念館などが設置されていますが、本施設の特徴は高校で教鞭をとりながら本学大学院で学ばれた日々を紹介し、有機物の構造を決定する核磁気共鳴機器(NMR)の実機を展示していることです。そのほか、大村博士が長年取り組んでこられた薬につながる「微生物由来の化合物」の探索研究についても詳しく紹介しています。また、大村博士より寄贈いただいた書籍や直筆の色紙などを展示しており、若い科学者、特に化学や薬学系を志す中高生の道しるべとなるように企画しています。

セレモニーは、浜本理事長及び石川学長からの挨拶、ご来賓の大村博士からの挨拶があり、続いて記念撮影、テープカットが行われました。 セレモニー後、伊藤館長による案内で、近代科学資料館2階大村智記念展示室の内覧会が行われ、大村博士からご来賓の方々、本学常務理事、副学長、新聞・メディアに説明がありました。

どなたでも見学いただけますので、資料館HPよりご予約の上、ご見学ください。皆様のご来場をお待ちしております。

掲載誌
『山梨日日新聞』2022年10月27日 朝刊
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関連リンク
近代科学資料館「大村智記念展示室」
「大村智記念展示室」の案内リーフレット