東京理科大学(学長:石川 正俊)は、「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」との建学の精神を紹介する施設として、神楽坂キャンパスに「近代科学資料館」を設置しています。このたび、同施設内に、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞され、我が国の受賞者で唯一の私学出身者である大村 智 特別栄誉博士(1963年本学大学院理学研究科修士課程修了、1970年理学博士)の功績を顕彰する施設として、「大村 智 記念展示室」を開設します。
この展示室では、高校で教鞭をとりながら本学大学院で学ばれた日々を紹介する資料や、当時の研究装置である有機物の構造を決定する核磁気共鳴装置(NMR)の実機を展示するほか、大村博士が長年取り組んでこられた、薬につながる微生物由来の化合物の探索研究について紹介しています。また、大村博士より寄贈いただいた書籍や色紙なども展示する等、若い科学者、特に化学や薬学系等の理学を志す中高生の道しるべとなるよう企画しました。
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