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2021.11.24 Wed UP
本学学生らが2021年経営情報学会秋季全国研究発表大会にて、学生優秀発表賞を受賞
本学学生らが2021年経営情報学会秋季全国研究発表大会にて、学生優秀発表賞を受賞しました。
- 受賞者
- 経営学部 経営学科 学部4年 古川 翔大
- 指導教員
- 経営学部 経営学科 准教授 大江 秋津
- 受賞題目
- コア技術と市場的知識による新技術導入のメカニズム - 自動車産業におけるマザー工場制に関する実証研究 -
- 内容
- 本研究の目的は完成車メーカー拠点のコアとなる技術知識の多様性と市場的知識の多様性が、海外拠点における新規技術の導入に与える影響とそのメカニズムを実証することである。データは、トヨタ、ホンダ、日産の完成車メーカー3社の76の拠点を対象とした。分析は、2002年から2020年の19期1444件のパネルデータによる多変量解析を行った。その結果、市場的知識の多様性とコア技術の多様性は新規技術の導入に正の影響があり、市場的知識の多様性には限界効果があったが、コア技術の多様性にはなかった。本研究は、組織学習理論への理論的貢献を行うとともに、生産拠点での技術戦略に実務的貢献がある。
- 受賞日
- 2021年11月13日
- 受賞者
- 経営学部 経営学科 学部3年 久留島 弘章
- 指導教員
- 経営学部 経営学科 准教授 大江 秋津
- 受賞題目
- 実践共同体における知識移転のメカニズム - 江戸の蘭学者の師弟ネットワーク分析による実証研究 -
- 内容
- 環境変化に適応できる実践共同体はどのような特性を持つかという研究課題を持つ。本研究は、非公式な信頼関係にもとづく実践共同体に着目し、実践共同体の活動により情報が移転するメカニズムと、環境変化への適応をもたらす要因を明らかにすることが目的である。分析は、来日外国人含む江戸時代に活動した蘭学者7729人の師弟データの利用によりネットワーク分析を行った。その結果、幅広く研究を行い、貴重な情報を得やすいポジションにいる師を持つ実践共同体ほど、蘭学の興隆に貢献したことが実証された。本研究は、実践共同体研究に理論的な貢献を行うとともに、組織慣性の克服に効果的な実践共同体の在り方を提示することで実務的貢献とする。
- 受賞日
- 同上
■一般社団法人 経営情報学会
http://www.jasmin.jp/
■大江研究室
研究室のページ:https://www.facebook.com/OeAkitsuLabo/
大江准教授のページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?7194
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