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2021.01.07 Thu UP

Hult Prize TUS学内大会を開催(12/13・開催報告)

12月13日(日)に、今回で第4期目となるHult Prize TUS学内大会がオンラインにて開催されました。

Hult Prizeとは、社会起業家を輩出するための世界最大規模のプラットフォームです。1万人を超えるスタッフとボランティアが、約10年の間に5000万ドル以上の資本を動かし、120ヵ国以上、100万人以上の大学生及び大学院生に未来のビジネスを考える機会を創出しており、現在では、オフィシャルパートナーのビルクリントン元大統領、国際連合、EF、Hult International Business Schoolと共に、チェンジメーカーの育成を行っています。

大会の特徴は、"ビジネスモデルを組み込む事によって社会問題を解決する"という点です。毎年提示されるテーマに基づきビジネスアイディアを創出し、3〜4人で構成するチームが英語で6分間のプレゼテーション、4分間の質疑応答を行います。
国連で行われるファイナル大会の最優秀アイディアには、100万ドル(約1億円)がシード投資として与えられ事業化の加速を図っており、学生のノーベル平和賞とも称せられています。毎年10万人以上の学生が各大学で行われる学内大会に参加し、優勝チームはRegional Summitと呼ばれる海外地域予選の出場権を得ます。なお、本学からは昨年度まで2期連続で、学内大会優勝チームの他にオンライン選考を勝ち進んだチームも海外地域予選への出場権を得るという快挙を成し遂げています。

学内大会では、今期のHult Prizeのテーマ『Food for Good-Transforming food into a vehicle for change-』についてチーム毎にアイディアを競い、ビジネスの第一線で活躍する審査員の方々による厳正なる審査の結果、工学部機械工学科2年生の4名で結成したチーム(NutriTruck)が見事優勝を勝ち取りました。優勝チームは、今後の海外地域予選に向けて、更にアイディアを磨き上げていくことになります。

終了後は、「多くの知識を得ることができた」、「実際に社会で働いている方々からの意見や、他のチームの発表を聞くことで自分には足りないもの、これから身につけたいものを知ることができた」などの感想が寄せられました。

なお、今年は新型コロナウイルスの影響で学内大会としては初のオンライン開催となりました。開催に向けて、運営スタッフは一度も集まることなく、各種イベント企画、運営を行ってきました。しかし、オンラインだったからこそ、所属キャンパスの異なるメンバーが参集しやすく、活発に議論を進めることや、今までになかった他大学との交流(東京大学とのコラボイベント)を行うことができました。メンバーが力を合わせ、オンラインを最大限に活かしたすばらしい運営ができたと考えております。

参加者のみなさん、運営スタッフのみなさん、お疲れ様でした。また、ご多忙の折ご協力を賜りました審査員の皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。


プレゼンテーションの様子
Hult Prize TUS学内大会を開催(12/13・開催報告)_02
全体の集合写真

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東京理科大学及び一般社団法人東京起業推進センター(TEIC)は、文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)の一環として、Hult Prize TUS学内大会の開催をサポートしております。

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