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2021.03.03 Wed UP

本学教員が朝日賞を受賞(3/3更新 受賞コメント動画掲載)

本学 理学部第一部 物理学科 蔡 兆申(ツァイ ヅァオシェン)教授が2020年度 朝日賞を受賞しました。

朝日賞は、学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、日本の文化や社会の発展、向上に貢献した個人または団体に贈られるもので、今回、2021年1月1日付で4件5名が選ばれ、蔡教授は「量子情報技術の発展に資する超伝導量子ビットの創出」について、東京大学先端科学技術研究センター 中村 泰信教授とともに受賞しました。

■ 朝日賞
https://www.asahi.com/corporate/award/asahi/12737954
https://www.asahi.com/corporate/info/14060368(2020年度朝日賞 紹介)

■ 日本で生みだされた「量子コンピューターの礎」〜世界で初めて「超伝導量子ビット」を創出した2人の企業出身研究者に祝福を〜
(https://webronza.asahi.com/ より)
https://webronza.asahi.com/science/articles/2020123000002.html

■ 量子コンピューター開発におけるコロンブスの卵は「伸ばし、折り畳む」ことだった
(DG Lab Haus より)
https://media.dglab.com/2021/01/05-quantum-computer-03/

■ 蔡研究室のページ

研究室のページ https://www.rs.tus.ac.jp/tsai/
https://www.riken.jp/research/labs/cems/superconduct_qtm_sim/
大学公式ページ https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6b06

<略歴>

1952年台北市生まれ。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校 大学院物理学部博士課程修了。理学博士。
1983年日本電気株式会社 マイクロエレクトロニクス研究所に入社、2001年同社基礎研究所 主席研究員を歴任。また2001年10月より理化学研究所 巨視的量子コヒーレンス研究チームのチームリーダーを兼務し、現在も超伝導量子シミュレーション研究チームのチームリーダーを兼務。
2015年4月より東京理科大学理学部第一部の教授に就任、現在に至る。主な功績に仁科記念賞、サイモン記念賞、GeneExpression量子イノベーター賞、応用物理学会超伝導分科会論文賞、未踏科学技術協会 超伝導科学技術賞特別賞、応用物理学会解説論文賞、江崎玲於奈賞など。2018年紫綬褒章を受章。

朝日賞など4賞受賞者メッセージ (2022年1月までの公開を予定しています)

▼2020年度朝日賞受賞者

◆ 朝日賞 2020年度の受賞者と、賞の歴史をご紹介します

参照:https://www.asahi.com/corporate/info/140808122

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