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本学教員らが開発協力している、AI技術による乳牛の個体管理システムの実証実験について日本経済新聞等が紹介
本学工学部 情報工学科の谷口 行信教授らが開発協力している、5GとAI技術による乳用牛の映像を用いた個体管理システムの実証実験について、日本経済新聞(北海道版)等が紹介しました。
本実証実験は株式会社土谷製作所、株式会社構研エンジニアリング、国立大学法人帯広畜産大学、株式会社NTTドコモ北海道支社との共同研究により行われ、次世代通信規格である「5G」と人工知能(AI)を活用した個体管理システムにより、採食回数、飲水回数などを分析し牛の異常行動(疾病や発情など)の早期発見に繋げるものです。
本システムは2022年秋に提供を開始する予定で、酪農生産者の負担軽減につながることが期待されます。
詳細は掲載紙及びプレスリリースをご覧ください。
■掲載紙
『十勝毎日新聞』 2019年12月20日付 朝刊
『日本経済新聞(北海道版)』 2019年12月21日付 朝刊
電子版:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO53568290Z11C19A2L41000/
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『北海道新聞』 2019年12月24日付 朝刊
『日経産業新聞』 2020年1月8日付
■プレスリリース 2019年12月19日
北海道初!5GとAI技術による乳用牛の映像を用いた個体管理システムの実証実験を開始~乳用牛の個体識別と牛舎内での行動把握が可能に~
谷口研究室のページ
研究室のページ:https://www.rs.tus.ac.jp/vml/
大学公式のページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6b0e
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