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2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイ氏が本学に来校 ~女性のSTEM教育の増進についての東京理科大学の取り組みの視察と向井特任副学長との対談
2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイ氏とSTEM分野で活躍する女性達を代表して高校生向けロボットコンテストの1つであるFIRST Robotics Competition(FRC)の日本チームであるSAKURA Tempesta(主に千葉県内の中学生・高校生によって構成されたFRCチーム)のメンバーが、3月24日(日)に東京理科大学へ来校しました。
マララ氏は「女性が輝く社会」の実現に向け日本政府が2014年から毎年開催している国際女性会議WAW!/W20(3月23、24日に都内で開催)での基調講演のため、初来日されました。
今回のマララ氏の東京理科大学訪問は、女性のSTEM教育(科学[Science]・技術[Technology]・工学[Engineering]・数学[Mathematics]の教育分野の総称)の増進についての東京理科大学の取り組みの視察と向井特任副学長との対談を目的として実施されました。
向井特任副学長と木村真一教授から、宇宙教育プログラム、スペース・コロニー研究センターの取り組み、秋山仁特任副学長から数学体験館の取り組みを紹介し、事例紹介として宇宙教育プログラムに参加した2名の学生から実習で製作したパラボリックフライト実験用装置の紹介をしました。説明終了後、記念品として宇宙教育プログラムブルゾンをマララ氏とSAKURA Tempestaのメンバーへプレゼントしました。
その後、STEM分野で活躍する女性達のロールモデルについてマララ氏、向井特任副学長、SAKURA Tempestaのメンバーとのディスカッションを行い、ロールモデルの重要性について活発な議論が交わされました。
マララ氏からは、「ここにいる皆さんが成し遂げたことを世界へ発信し、若い女性たちが自分たちも教育を受け、努力をすればいろいろな可能性が拓けるということを伝えていただきたい」とのコメントをいただきました。そして、数学体験館の壁に「One child, one teacher, one book and one pen can change the world.」とメッセージをいただきました。
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