創域理工学部 Faculty of Science and Technology
DEPARTMENTS 学科
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数理科学科Department of
MathematicsREAD MORE
数学で培った論理性を駆使し
多分野の発展に寄与する -
先端物理学科Department of Physics and AstronomyREAD MORE
純粋物理学から応用物理学まで
自らの力で真理を追究 -
情報計算科学科Department of
Information SciencesREAD MORE
現代社会に氾濫する情報を分析し
問題解決につなげる力を養う -
生命生物科学科Department of
Applied Biological ScienceREAD MORE
生命の営みを究明し
人類が抱える課題を解決する糸口に -
建築学科Department of
ArchitectureREAD MORE
社会の複合的な問題を捉えて分析し、
建築的な視点から解決策を見出す -
先端化学科Department of
Pure and Applied ChemistryREAD MORE
進化し続ける化学工業の未来を担う
研究者・技術者を輩出 -
電気電子情報工学科Department of
Electrical EngineeringREAD MORE
3分野にまたがる
多彩な専門テーマを学び、
電子・情報化社会を担う人材として成長 -
経営システム工学科Department of Industrial and Systems EngineeringREAD MORE
文理の枠を越えた学びを通して
迅速かつ柔軟で合理的な経営を実現 -
機械航空宇宙工学科Department of Mechanical and Aerospace EngineeringREAD MORE
あらゆる分野と密接に関わる
機械工学の最先端を学ぶ -
社会基盤工学科Department of
Civil EngineeringREAD MORE
広く社会に貢献する
土木工学のプロフェッショナルへ
MESSAGE 学部長メッセージ
「RESONANCE」から新たな領域と価値を創造する「創域」へ
2023年4月より創域理工学部・創域理工学研究科がスタートしました。
創域理工学部・創域理工学研究科の前身である理工学部は1965年に創設され、事物の本質を探究しその知見を応用する、理学と工学の連携により新たな科学技術を創造するという理念のもと、半世紀以上にわたり優れた研究者、技術者、教育者を輩出してまいりました。
2017年に迎えた創設50周年を機に「RESONANCE 自然、環境、宇宙そして人、共に響き合う理工学部へ」をスローガンとして掲げ、学科・研究室間の壁を越えた一体的雰囲気を教育・研究の場で具現化した施策として、6年一貫教育コースと大学院横断型コースをスタートさせました。その後、専門基礎教育である数学、物理学、化学を共通化し、基礎実験を必修とするなどし、2022年度からは新入生全員に対する創域特別講義、修士課程学生に対する創域融合特論を開講することにより融合教育の体系が整いました。
創域理工学部では、入学後すぐに全新入生が創域特別講義を受講し、1200人余りがさまざまな分野の研究最先端を学び、所属学科の異なる5名程度の小グループによるグループ学習を行い、融合の芽を育てていきます。
また、1、2年時に受講する専門基礎教育の共通化は学科・専攻間の垣根を越えて共創できる素地を作るものであり、各学科・専攻による専門教育を経て、その後の研究活動において、専門深化型研究や分野横断的研究のいずれにも接続します。大学院での創域融合特論は、自身の所属する研究室とは異なる研究室での「武者修行」を行うもので、異分野の研究を知ることで自身の取り組む研究に関して新しい視点を獲得し、俯瞰的視野の涵養につながる特徴的な科目です。
また、2023年度より全学科・専攻に設けられた6年一貫教育コースは、学部4年間と大学院修士課程2年間を一体として教育・研究を行い、専門的基礎知識を確実に修得し、研究に集中できる期間を十分に確保するとともに、カリキュラムに余裕ができた時間を他分野との横断的教育や留学等に振り分けることでプラスアルファを可能にするものです。
さらに大学院修士課程には、現代社会のさまざまな問題に柔軟に取り組む、専攻・専門分野の垣根を越えて横断的に研究を行う大学院横断型コースがあり、現在8つのコースが開設されています。これら融合教育や6年一貫教育コース、そして大学院横断型コースが有機的に機能することで、専門分野の精深な学識を修めると共に、一つの学問領域や専攻だけでは解決できない問題に対しては、「その枠を超えて共創」、「分野横断的に俯瞰した視野を持ち」、「共に響きあうことによって多様化した人材交流を通して」解決に当たり、「科学と技術の新たな価値を創造し、新たな領域を創域し、かつ、実践できる科学者・技術者・教育者を育成する」という創域理工学部・創域理工学研究科の
理念とする人材育成が可能となります。
研究に目を向けると、創域理工学部・創域理工学研究科では、10学科11専攻135研究室という圧倒的規模により、理工系全分野を網羅する研究が行われています。これらが共創しあい共響(きょうめい)することにより、新たな領域や新しい価値が創域・創造され、現代社会のさまざまな課題に対して解を提供し、持続可能な社会への貢献を行なっています。
また、この融合教育・連携研究の社会実装としての産学官連携や、野田キャンパスという地の利を生かした地域連携、さらにはこれら連携の教育・研究への還元を推進するべく、創域理工学研究科の誕生と期を同じくしてサステイナブルアーバンシティセンター(CSUC)を設置しました。これにより時代の要請に柔軟に対応できる教育・研究を実現し、今まで以上に深化・進化していくことができる
創域理工学部・創域理工学研究科となりました。
理学と工学の融合による新たな科学技術の創造を掲げた理工学部・理工学研究科から、融合教育・連携研究を推進し、持続可能な社会実現に向けて時代の要請に的確に応える、専門深化型人材、横断型人材、そして両者を兼ね備えた創域型人材を、 リサーチパーク型キャンパスである野田キャンパスから輩出し続けるとともに、未来に向けた科学技術の創域を実現していきます。