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2025.03.25 Tue UP

【開催報告】東京理科大学と葛飾区との連携による公開講座「宇宙はどこまで分かっているか?~天文学への誘い~」(3/21)

2025年3月21日(金)に、本学葛飾キャンパス講義棟1階101教室において、東京理科大学と葛飾区との連携による公開講座を開催し、教養教育研究院 葛飾キャンパス教養部 大越 克也教授が「宇宙はどこまで分かっているか?~天文学への誘い~」をテーマに講演しました。

大越教授の専門は天文学及び宇宙物理学で、「宇宙の進化過程における銀河や銀河周辺域の環境の起源や進化過程の解明」をテーマに研究し、本学においては物理学、天文学等についての授業を担当しています。

初めに、「宇宙はどこまでわかっているのか」をテーマとして宇宙や天文の言葉の起源からはじまり、時間軸や人の存在意義にまで及んだ説明がありました。続いて、「最新の天文学研究とは」として、「宇宙について現在わかっていることと分かっていないこと」を切り口として最新データや美しい天文写真を多く駆使した上で、天文学の研究対象と最新の天文学研究の紹介がありました。特に、ハワイ島でのすばる望遠鏡を用いた天体観測について貴重な観測風景の写真紹介もあり、参加者も熱心に聞いていました。

最後にまとめとして、ビッグバンから始まる宇宙の起源とまだ宇宙には解明されていない謎が多いこと、そして現在も天文学者は世界最先端の科学・技術を駆使して、先人たちの積み重ねてきた知見を更に延ばすべく宇宙の謎に挑んでいることの解説を行い、講座は盛況のうちに終了しました。

参加者から、「分かりやすく説明してくださり、また宇宙のわかっていること・まだ未解決なことも面白かったです!」、「銀河の世界の研究の大変さと面白さが、理解できました。」などの感想が寄せられました。

【開催報告】東京理科大学と葛飾区との連携による公開講座「宇宙はどこまで分かっているか?~天文学への誘い~」(3/21)
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