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国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)事業「さくらサイエンスプログラム」による、マレーシアプルリス大学との共同研究実施について
掲載:2024年12月13日
更新:2024年12月26日
2024年9月28日から10月18日までの21日間、JSTさくらサイエンスプログラムにて、マレーシアプルリス大学の大学院生7名がDr. Aman講師の引率で来日し、AI・ロボティクスに関する2つの研究室(創域理工学部機械航空宇宙工学科の竹村裕研究室ほか)に配属して共同研究を行いました。事前にオンラインで打ち合わせを重ね、研究計画を練り、来日後は本学の学生と共に研究活動を実施しました。研究内容は、多様な光学特性を持つ物体のハンドリングのための経路計画・機械学習に関する研究や脳波・運動計測に基づく外骨格型リハビリ装置に関する研究など、両大学でこれまでに実施してきた研究内容を発展的に融合するものです。
滞在中は、実験装置の使い方の説明やソフトウェアの作成などを共同で行い、定期的な進捗確認報告会で教員からのアドバイスを受けながら研究を進めました。最終日の前日には成果報告会を開催し、招へい者が滞在中の成果や今後の予定を発表しました。帰国後もオンラインでの打ち合わせを続け、共同研究を継続しています。
招へい者は平日は研究活動に従事し、週末には日本の観光を楽しみました。今回のプログラムは、AI・ロボティクス技術の研究活動の発展的融合を目指し、成功裏に終了しました。特に、招へい者と受け入れ機関の学生との交流が深まり、国際的な人材の養成に大きく貢献しました。さらに、最終日には本学坂田副学長、牧内国際化推進センター長をDr. Aman講師が訪問し,マレーシアプルリス大学の副学長を含む関係者とのオンラインミーティングを行い,今後の両校の協力関係構築の意見交換を行いました。今後もこのような国際交流を通じて、さらなる研究の発展と人材養成を目指していきます。
関連リンク
国際青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプログラム
2024年度活動レポート 第36号(Bコース) : 東京理科大学 「マレーシアプルリス大学院生との共同研究プログラム」
(2024年12月26日追記)


