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第68回日本薬学会関東支部大会において本学大学院生らが優秀発表賞を受賞
第68回日本薬学会関東支部大会において本学大学院生らが優秀発表賞を受賞しました。
<口頭発表>
- 受賞者
- :
- 薬学研究科 薬科学専攻 博士課程2年 溝口 湧真
- 指導教員
- :
-
薬学部 薬学科 教授 月本 光俊
薬学部 薬学科 助教 北畠 和己 - 受賞題目
- :
- TRPM2チャネルに着目した宇宙放射線防護剤の開発
- 内容
- :
- TRPM2チャネルに着目した宇宙放射線防護剤の開発について発表し、学生による一般演題の中から、優秀な演題発表として表彰されました。
- 受賞日
- :
- 2024年9月15日
- 受賞者
- :
- 薬学部 薬学科 学部6年 宮城 千穂
- 指導教員
- :
-
薬学部 薬学科 教授 西川 元也
薬学部 薬学科 助教 板倉 祥子
薬学部 生命創薬科学科 准教授 草森 浩輔 - 受賞題目
- :
- 炎症性腸疾患治療を目的としたバイオマス由来ナノ粒子の探索および機能評価
- 内容
- :
- 第68回日本薬学会関東支部大会で行った口頭発表が優秀であることが認められ、受賞に至りました。
- 受賞日
- :
- 同上
<ポスター発表>
- 受賞者
- :
- 薬学部 薬学科 学部6年 河野 航周
- 指導教員
- :
-
薬学部 生命創薬科学科 教授 青木 伸
薬学部 生命創薬科学科 講師 東條 敏史
平林 亜希(国立感染症研究所・薬剤耐性研究センター)
菅井 基行(国立感染症研究所・薬剤耐性研究センター) - 受賞題目
- :
- 金属β-ラクタマーゼの新規阻害剤の設計、合成、および活性の評価
- 内容
- :
- 薬剤耐性菌発現の一因として、β-ラクタムを加水分解するβ-ラクタマーゼの発現が挙げられるが、その阻害剤は非常に限られており、特に活性中心に亜鉛イオンを有するβ-ラクタム阻害剤で臨床で使われている薬はない。そこで本研究では、二核亜鉛β-ラクタマーゼの新規阻害剤の候補化合物の合成、設計と活性評価を行った。その成果が認められ、優秀発表賞(ポスター発表の部)が授与された。なお、本研究は国立感染症研究所の薬剤耐性研究センターの菅井基行博士、平林亜希博士らと共同研究である。
- 受賞日
- :
- 2024年9月15日
- 受賞者
- :
- 薬学部 薬学科 学部6年 南出 恵
- 指導教員
- :
-
薬学部 薬学科 教授 後藤 了
薬学部 薬学科 助教 槌田 智裕 - 受賞題目
- :
- 光線過敏症を誘発するUV吸収剤のHP-β-CD包接条件下での生体タンパク質構造変化の検討
- 内容
- :
- 日焼け止め成分であるアボベンゾンは、日焼けの原因となるUVを吸収し健康被害を抑制します。その一方で、アボベンゾンの分子骨格であるベンゾフェノン骨格は光化学反応により生体タンパク質と結合し、炎症を誘発するなどの有害性が認められています。本発表では、生体タンパク質としてウシ血清タンパク質(BSA)に対するUV吸収剤の作用解析を目的とし、BSAに対するアボベンゾンの吸着(結合)様式と、BSA結合状態にあるアボベンゾンの光反応性について検討しました。
- 受賞日
- :
- 同上
- 受賞者
- :
- 薬学部 薬学科 学部4年 鐘司 彩芽
- 指導教員
- :
-
薬学部 薬学科 教授 高橋 秀依
薬学部 薬学科 助教 中村 佳代 - 受賞題目
- :
- 新規Menkes病治療薬の開発
- 内容
- :
- Menkes病は、銅輸送タンパク質であるATP7Aの遺伝子異常により銅を体内に正常に吸収できない希少疾患で、有効な治療方法は未だ確立されていません。本研究ではMenkes病の新規治療薬開発を目標に、現在の治療薬候補の1つであるCuATSMにアミノ酸誘導体を結合した新規銅錯体を合成して物性を評価しました。今回合成した銅錯体や物性の評価方法はMenkes病治療薬の開発に繋がることが期待できるため、優秀発表賞の受賞に至りました。
- 受賞日
- :
- 同上
関連リンク
受賞者一覧
第68回日本薬学会関東支部大会
公益社団法人 日本薬学会
内海研究室
内海教授のページ
西川研究室
研究室のページ
西川教授のページ
板倉助教のページ
後藤研究室
後藤教授のページ




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