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東京理科大学 数学体験館「来館者10万人突破記念セレモニー」開催のご案内
東京理科大学(学長:石川 正俊)は、数学の楽しさや有用性を人々に伝えることを目的として、2013年10月2日、神楽坂キャンパスに「数学体験館」を開設しました。
数学体験館には100点を超える数学の模型や装置が常時設置されています。これらの模型や装置を用いて、数学の難解な原理、定理、概念などを体験的に実感する施設です。来館者のニーズに応じて、熟練したインストラクター(理科大の学部生や院生)が随時丁寧に解説しています。このようなハンズ・オン型の体験館は数学の楽しさを肌で感じ、来館者の方々のクリエイティブな能力を伸長し、また、数学に対する苦手意識を払拭できます。
本体験館を視察した数学教育に熱心な団体から、このような数学体験館を設立したいという依頼が多数寄せられています。現在、岐阜県本巣市に「算数・数学ワンダーランド」、海外ではドミニカ共和国サントドミンゴ市に「Sala de la Experiencia Matematica, Dr. Jin Akiyama」が2017年に設立され、多くの人々に豊かな数学文化が伝えられています。今後、数学文化の普及を通じて、世界中の人々を豊かにすることに寄与できることを東京理科大学 数学体験館は目指しております。
お陰様で、今年8月3日(土)に来館者が累計10万人に達しましたので、「来館者10万人突破記念セレモニー」を開催します。
報道関係者向けプレスリリース
東京理科大学 数学体験館「来館者10万人突破記念セレモニー」開催のご案内
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