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第8回アカウンティングコンペティションにおいて最優秀賞及び優秀賞、ブロック優勝、審査員特別賞を本学学生らが受賞
掲載:2024年1月26日
更新:2024年1月30日
第8回アカウンティングコンペティションにおいて最優秀賞及び優秀賞、ブロック優勝、審査員特別賞を本学学生らが受賞しました。
<最優秀賞(学術分野)>
- 受賞者
- :
-
経営学部 経営学科 学部3年 池 勇人
経営学部 経営学科 学部3年 佐藤 晃
経営学部 経営学科 学部3年 山崎 直人 - 指導教員
- :
- 経営学部 経営学科 講師 岩澤 佳太
- 受賞題目
- :
- 利益情報VS原価情報~ランダム化比較実験に基づくパーソナリティの影響の解明~
- 内容
- :
-
本研究は、会計情報におけるフレーミング効果をランダム化比較実験により検証した研究である。具体的にはアメーバ経営で議論されるような同一の会計データであっても、表示形式を利益情報とするのか原価情報とするのかによって、情報利用者の意思決定が変化するのかを検証した。その結果、個人のリスク志向性といったパーソナリティによって、情報の表示形式によるバイアスを受けることなどを統計的に解明した。
学生らしい問題意識の設定や先行研究との綿密な比較考察、実験による検証のユニークさ等が高く評価され、全体で最高評価となる最優秀賞の受賞に至った。
- 受賞日
- :
- 2023年12月24日
<優秀賞(実践分野)>
- 受賞者
- :
-
経営学部 経営学科 学部3年 後藤 大翔
経営学部 経営学科 学部3年 佐藤 由衣
経営学部 経営学科 学部3年 杉本 秋 - 指導教員
- :
- 経営学部 経営学科 講師 岩澤 佳太
- 受賞題目
- :
- 簿記の得意不得意は何で決まるのか?~仕訳回答データ5千件超とアンケートの分析より~
- 内容
- :
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本研究は、簿記学習においてミスが起こる要因や苦手意識を持つ要因について、膨大なデータ分析から検証した研究である。簿記アプリの開発・運営に携わる(株)FUNDAとタイアップし、アプリの学習データを分析し統計的に検証することで、分野ごとのミス傾向等を分析した。
膨大なビックデータの分析に基づいて、簿記学習に対して有意義な提言を行ったことなどが高く評価され、全体2位となる優秀賞の受賞に至った。
- 関連リンク
- :
- 「簿記の得意不得意は何で決まるのか?東京理科大学との共同研究を紹介」(Funda簿記)
- 受賞日
- :
- 同上
<ブロック優勝(学術分野)>
- 受賞者
- :
-
経営学部 経営学科 学部3年 一木 美夢
経営学部 経営学科 学部3年 杉田 優菜
経営学部 経営学科 学部3年 田中 悠大 - 指導教員
- :
- 経営学部 経営学科 講師 岩澤 佳太
- 受賞題目
- :
- 地理的距離が不正動機に及ぼす影響
- 内容
- :
- 本研究は、本社子会社間の地理的な距離が、会計不正を引き起こす動機の発生確率におよぼす影響を解明した研究である。膨大なデータを自分たちで収集し、綿密な統計分析を行ったことに加えて、企業へのインタビューを実施して結果の考察を補強した。仮説のユニークさや統計分析の堅牢性等が高く評価され、受賞に至った。
- 受賞日
- :
- 同上
<審査員特別賞(実践分野)>
- 受賞者
- :
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経営学部 経営学科 学部3年 越智 啓貴
経営学部 経営学科 学部3年 長谷川 由
経営学部 経営学科 学部3年 平野 智也 - 指導教員
- :
- 経営学部 経営学科 講師 岩澤 佳太
- 受賞題目
- :
- IR資料における写真が評価・印象に与える影響
- 内容
- :
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本研究は、企業が発行するIR資料における顔写真の存在が、その企業に対する評価やステークホルダーの意思決定にどのような影響をおよぼすのかを解明した研究である。近年の統合報告書を観察したところマネジャーの顔写真が増加していることに疑問をもち、そのことがどのような意味があるのかを検証した。ランダム化比較実験および実際の企業が発行している企業の分析から、実際にマネジャーの顔写真が、説明責任を促進し、ポジティブな評価を受けることを統計分析から解明した。
問題意識の新規性や、分析過程の適切性、実験設定のユニークさ等が評価され、受賞に至った。
- 受賞日
- :
- 同上
<審査員特別賞(研究分野)>
- 受賞者
- :
-
経営学部 経営学科 学部3年 橋本 将弥
経営学部 経営学科 学部3年 宮坂 郁美
経営学部 経営学科 学部3年 矢部 寛樹 - 指導教員
- :
- 経営学部 経営学科 講師 柳田 具孝
- 受賞題目
- :
- CHRO(最高人事責任者)が企業業績に与える影響
- 内容
- :
-
本研究はCHRO(最高人事責任者)に着目する。いわゆる伊藤レポートでは、経営トップと人材戦略の責任者を中心に対話を深め課題を抽出することが経営戦略と人事戦略両戦略の連動につながるとされる等、CHRO設置の重要性が強調されている。そこでCHROが存在することで経営戦略と人事戦略が連動し、またそれによって業績指標等の数値に影響を及ぼすか分析した。調査した企業は、小売業を営む上場企業259社である。これらは、日経Financial Questを用いて抽出した。収集したデータは、各社のCHROの有無と、各社の財務指標である。まずCHROの有無は、各社の有価証券報告書、各社ホームページ、企業価値検索サービスUlletを用いて調べた。まずCHROの有無は、各社の有価証券報告書、各社ホームページ、企業価値検索サービスUlletを用いて調べた。財務指標としては、ROE(自己資本利益率)、ROIC(投資資本利益率)、ROCE(使用総資本総利益率)、従業員一人当たり当期純利益、従業員一人当たり使用総資本、労働装備率、財務レバレッジ、売上高営業利益率を収集した。その結果、CHROや取締役兼人事部長を設置している企業は設置していない企業と比べて、生産性や利益率に関する業績指標の平均が高いことが分かった。
- 受賞日
- :
- 同上
関連リンク
受賞者一覧
第8回アカウンティングコンペティション
岩澤研究室
岩澤講師のページ
柳田研究室
柳田講師のページ






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