ニュース&イベント NEWS & EVENTS

2023.07.24 Mon UP

廣瀬 香織助教が第9回日本医薬品安全性学会学術大会において優賞演題賞を受賞

薬学部 薬学科 廣瀬 香織助教が、第9回日本医薬品安全性学会学術大会において優賞演題賞を受賞しました。

受賞者
薬学部 薬学科 助教 廣瀬 香織
受賞題目
口腔粘膜炎治療を目的としたポリフェノール含有タマリンドガム製剤の調製
内容
がん化学療法中に生じる口腔粘膜炎は、疼痛を伴い患者の睡眠障害や摂食障害を生じます。その対策として様々な口腔内用医薬品が用いられていますが、薬効成分の滞留性や使用感の悪さが課題となっています。本研究ではタマリンドガムを薬物担体として抗酸化作用を有する茶カテキンを含有する口腔内用フィルム製剤の開発に着手し、物理化学的性質について検討しました。調製した製剤は市販製品と比較して同等の付着力を有し、タマリンドガムと茶カテキンの配合比率を変化させることでその物性を制御することが可能でした。
今回の受賞は本研究で開発された製剤が患者さんのがん化学療法を遂行する際に貢献できる製剤となりうることが評価されたものです。
なお、本発表は当研究室薬学部 薬学科 学部5年 横田 渉太朗さんと卒業生 日塔 理恵子さん(2022年度卒業)の研究を基にしたものとなります。
受賞日
2023年7月17日

関連リンク
一般社団法人 日本医薬品安全性学会
第9回日本医薬品安全性学会学術大会

花輪研究室
研究室のページ
廣瀬助教のページ

当サイトでは、利用者動向の調査及び運用改善に役立てるためにCookieを使用しています。当ウェブサイト利用者は、Cookieの使用に許可を与えたものとみなします。詳細は、「プライバシーポリシー」をご確認ください。