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東京理科大学 2024年度総合型選抜(女子)を新設
東京理科大学(学長:石川正俊)は、2024年度入学試験より、新たな入試制度として「総合型選抜(女子)※1」を新設します。これまでも取り組んできたダイバーシティ推進の動きをより加速させるとともに、女性の理工系分野への進学を積極的に支援することを目的に実施します。
新設する本選抜方式は、近年、政府や産業界から理工系人材育成を求められる中、特に女性人材の拡大が求められる工学系分野で実施するもので、工学部全学科、創域理工学部※2工学系6学科(建築学科、先端化学科、電気電子情報工学科、経営システム工学科※2、機械航空宇宙工学科※2、社会基盤工学科※2)、先進工学部全学科、合わせて3学部16学科において一定数の女子学生募集枠を設けます。これにより、工学系分野における女子の進学を積極的に支援し、この分野により多くの視点や感性を取り入れ、多様な学生が学びあう環境を整備することで、新しい感性のもとでのイノベーション創出を促進します。
※1 文部科学省 入学者選抜要項 第2条2項「多様な背景を持ったものを対象とする選抜」
※2 2023年4月より名称変更
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