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蔡 兆申教授が学術上の優れた業績を顕彰する『日本学士院賞』を受賞、『日本経済新聞』に掲載
3月13日(月)、日本学士院が学術上の優れた業績を顕彰する日本学士院賞11名を発表し、研究推進機構 総合研究院 蔡 兆申教授が選出されました。
日本学士院賞は、1929年に創設された賞で、日本学士院が毎年授与する最高の学術賞の一つであり、優れた研究や学術的な業績を持つ人物に対して、学術賞を授与しています。受賞者は、各分野での卓越した研究や業績に対して選出されます。
過去には本学、本多 光太郎初代学長、真島 正市2代学長、菊池 正士3代学長、小谷 正雄4代学長、吉識 雅夫5代学長、藤嶋 昭9代学長のほか、大村 智特別栄誉博士など著名な学者や研究者が受賞しており、日本の学術界において最も権威のある賞の一つとされています。
蔡教授は今回の受賞について、「超伝導量子回路の研究は今世界中で急速に発展しています。この分野の開拓に尽力できたことはとてもうれしく、今後の発展を楽しみにしています。またこの場を借り、我々の全ての共同研究者とこれまで支援してくださった方々への謝意をお伝えいたします。」と述べています。
詳しくは掲載紙をご覧ください。
掲載紙
『日本経済新聞』2023年3月13日付
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日本学士院賞 受賞者

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