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第9回日本医科大学・東京理科大学合同シンポジウムを開催(12/10開催報告)
2022年12月10日(土)「第9回日本医科大学・東京理科大学合同シンポジウム」が、日本医科大学講堂およびオンライン併用のハイブリッド方式で開催され、両機関から76名(現地:48名・Web:28名)の参加がありました。
このシンポジウムは、本学と日本医科大学との連携協力に関する協定に基づき、研究における両校の実質的な連携を目指し、9回目の開催となります。
当日は、石川正俊学長と日本医科大学の弦間昭彦学長による開会の挨拶の後、第1セッションでは主題「臓器および疾患の深掘りとその先」に沿った4題の講演、第2セッションでは「両校の実質的な共同研究に資する日本医科大学新任大学院教授による特別講演」において日本医科大学の新任大学院教授による2題の講演、第3セッションでは本学に配属された日本医科大学学生による研究成果の発表が⾏われました。第3セッションの発表者のうち、本学の先進工学部生命システム工学科・西山千春教授研究室に配属された日本医科大学学部3年生の学生が「日本医科大学・東京理科大学第9回合同シンポジウム 優秀研究賞」を受賞し表彰を受けました。最後に向後保雄研究担当副学長と日本医科大学の近藤幸尋研究部長の閉会の挨拶があり、シンポジウムが閉会となりました。
第10回の開催に向けて、より一層の両校の研究協力の発展と相互の特別講演等の実施を目指して進めていきたいと思います。
プログラムは以下のとおりです。
■ 第1セッション「臓器および疾患の深掘りとその先」
〔座長〕日本医科大学 酒井 真志人(分子遺伝医学 大学院教授)
東京理科大学 市川 寛子(教養教育研究院 教授)
- 日本医科大学 菱川 大介(分子遺伝医学 講師)
「肝臓の『間質』を介した生体機能制御機構の理解に向けて」 - 東京理科大学 前澤 創(理工学部応用生物科学科 准教授)
「生命の連続性を担う、生殖細胞のエピゲノム形成機構」 - 日本医科大学 鈴木 憲治(心臓血管外科学 講師)
「Computed Fluid Dynamicsを用いた、チアノーゼ性心疾患に対する外科治療戦略と その展望」 - 東京理科大学 早田 匡芳 (薬学部 生命創薬科学科 准教授)
「脱リン酸化酵素Ctdnep1/Dullardの病的意義の解明とその薬理学的制御」
■ 第2セッション「両校の実質的な共同研究に資する日本医科大学新任大学院教授による特別講演」
〔座長〕日本医科大学 近藤 幸尋(男性生殖器・泌尿器科学 大学院教授)
- 日本医科大学 山本 林(遺伝子制御学 大学院教授)
「液滴を標的とする新たなオートファジー分子メカニズムの解析」 - 日本医科大学 岩部 真人(内分泌代謝・腎臓内科学 大学院教授)
「新規運動指標エクササイズゲージの確立と革新的運動模倣薬の創製に向けて」
■ 第3セッション「日本医科大生による東京理科大学研究配属の成果発表」
〔座長〕日本医科大学 大石 由美子(代謝・栄養学 大学院教授)
東京理科大学 青木 伸(薬学部生命創薬科学科 教授)

石川学長



第1セッション講演者
理工学部応用生物科学科 前澤准教授

第1セッション講演者
薬学部生命創薬科学科 早田准教授

座長
薬学部生命創薬科学科 青木教授

座長
教養教育研究院 市川教授