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本学修了生が第35回 先端技術大賞「特別賞」を受賞、産経新聞が掲載
掲載:2022年6月9日
更新:2022年7月27日
本学修了生が第35回 先端技術大賞<学生部門>の「特別賞」を受賞し、産経新聞が掲載しました。
本学 先進工学研究科 生命システム工学専攻 2021年度修士課程修了 竹内 亜美さんが、産経新聞主催「第35回独創性を拓く 先端技術大賞」の<学生部門>「特別賞」を受賞しました。
本表彰制度は、理工系の学生を対象に1986年に創設したもので、先端技術分野で活躍する若手研究者の独創性、創造性をはぐくみ、勉学・研究への意欲を高めることを目的としています。文部科学省、経済産業省、フジテレビジョン、ニッポン放送の後援、有力企業の協賛を得て毎年実施し、「学生部門」と「社会人部門」で表彰しています。
7月14日に東京・元赤坂の明治記念館において授賞式が開かれました。
- 受賞者
- 先進工学研究科 生命システム工学専攻 2021年度修士課程修了 竹内 亜美
- 指導教員
-
名誉教授 島田 浩章 (先進工学部 生命システム工学科)
- 受賞テーマ
- ジャガイモ塊茎デンプンの代謝工学に向けた高効率ゲノム編集技術の開発
~有用品種の開発への新戦略~ - 内容
- ジャガイモの高効率なゲノム編集法を開発し、これを元に新たなジャガイモ変異体の作出に成功した。 ジャガイモは世界第4位の穀物生産量の主要作物である。ジャガイモのデンプンの品質・性状の改良は大きな課題であり、 今までない性質のデンプン品質や特性は、新たな需要を生むと期待される。栽培種のジャガイモは栄養生殖性が強く、 4倍体ゲノムをもつ。このため、通常の育種法では新たな形質を有する品種を作出することは容易でない。 ゲノム編集技術は、特定の遺伝子の変異の誘導が可能であり、これにより有用な形質を有する新たな品種を育成することができた。
- 受賞日
- 2022年7月14日
※本賞の研究は、竹内さんが本学学部・大学院修士課程在籍時に行われました。
■ 掲載紙
『産経新聞』 2022年6月9日
電子版:https://www.sankei.com/article/20220609-GX3QHEI4VRN3ZCJ4GNS2HDIWOM/
『産経新聞』 2022年7月15日
電子版:https://www.sankei.com/article/20220714-4OIOJSH4AJPHNHLNP5XWC5TNQA/
■ 先端技術大賞
http://www.sankei-award.jp/sentan/
■ 受賞者紹介
http://www.sankei-award.jp/sentan/jusyou/





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