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2021.06.22 Tue UP

本学大学院生が日本オペレーションズ・リサーチ学会「評価のOR」において学生奨励賞を受賞

本学大学院生が日本オペレーションズ・リサーチ学会「評価のOR」において学生奨励賞を受賞しました。

受賞者
経営学研究科 経営学専攻 修士課程1年 藤沼 亮太
指導教員
経営学部 経営学科 教授 朝日 弓未
受賞題目
機械学習を用いた個人向け信用リスクモデルの精度比較と提案
内容
金融機関における信用リスク管理業務では、法人債務者のデフォルトに対する予兆管理が行われている。信用リスクモデルの中でも統計モデルでは、貸し出し先企業の財務データをもとにデフォルトの判定やデフォルト確率の推定を行った。代表的な統計モデルとして判別分析があげられる。そのため企業向けに使用される信用リスクモデルを個人向けに構築し、機械学習による判別モデルを作成した。また、作成した機械学習手法の精度比較及び個人単位での信用リスクモデルの評価方法を提案した。
受賞日
2021年5月29日
受賞者
経営学研究科 経営学専攻 修士課程1年 越 陸斗
指導教員
経営学部 経営学科 教授 朝日 弓未
受賞題目
脳波計測によるブランドが商品に及ぼす影響の測定
内容
近年商品のコモディティ化が急速に進み、他社製品との差別化を行うためにブランディング戦略が注目を集めている。しかしブランディング戦略は、効果測定が困難であるという重大な課題を抱えている。現状ブランディングの効果測定はアンケートによるブランドエクイティを計測する方法が主流である.しかしアンケートには被験者の主観や、環境要因などが影響してしまい客観的な評価を行うことができない。そこで本研究では近年注目を集めている脳波を使い、ブランドが商品に及ぼす影響の計測を試みた。
受賞日
同上
受賞者
経営学研究科 経営学専攻 修士課程1年 三谷 駿輔
指導教員
経営学部 経営学科 教授 朝日 弓未
受賞題目
物流業界が直面する課題に対する抜本的な課題解決策の提案
内容
物流業界は、深刻な労働力不足に陥っている。特に深刻なのがトラックドライバーである。原因としては非効率な物流体制が挙げられる。従来の物流体制は各社が各社の物流インフラ、物流ラインを使用して輸送を行っている。このような体制の場合、自社製品しか輸送できないため、非効率になってしまう。トラックによる輸送は年々増加しているのにもかかわらず、若い世代の人材を確保することに苦戦しており、労働人口は年々減少し業界での高齢化が進んできているので、将来的にさらに労働力不足が深刻になることが予想される。本研究では、フィジカルインターネットというインターネットのパケット輸送の仕組みを物流のモノ輸送に応用した仕組みを考え、MaaSのサブスクリプションモデルを組み合わせた物流MaaSというものを提案し、効率性の観点から評価した。荷を分散させながら輸送を行い、価格や時間に応じて柔軟な物流を行うことができることがわかった。
受賞日
同上
受賞者
経営学研究科 経営学専攻 修士課程2年 原 健太
指導教員
経営学部 経営学科 教授 朝日 弓未
受賞題目
自動車における新車顧客と中古車顧客の特徴分析
内容
経済産業省が公開している自動車産業戦略2014より、日本国内の自動車産業はリーディング産業であり、高い国際競争力を有し、貿易黒い字の約5割をしめる外貨の稼ぎ頭であるとされている。しかし、国内の自動車産業は外部要因の影響を受ける。実際に、国内の自動車販売台数ではガソリン価格の高騰や消費税増税等における変動が見受けられる。そのため、自動車を購入する顧客の特徴を把握しマーケティング活動を行うことが重要である。本研究では、自動車における新車を購入する顧客と中古車を購入する顧客について焦点を当て分析し、自動車を購入する顧客の特徴の考察した。分析では、新車を購入する顧客と中古車を購入する顧客を二値データに変換し、二項ロジスティック回帰分析と決定木分析を使用した。二項ロジスティック回帰分析では新車を購入する顧客はオッズ比より30、40、…、70代では1.27、1.40、…、1.67となり年代を重ねるほど影響が高くなることが分かった。一方、中古車を購入する顧客の特徴として、軽自動車を購入する割合が高いことが分かった。決定木分析では、中古車を購入する顧客の特徴は二項ロジスティック回帰分析と同様の結果になったが新車を購入する顧客はメンテンナンスのパックを契約する確率が約80%と高いことが分かった。またROC曲線下の面積を利用するAUCにおいて両モデルの精度を比較したところ0.77と同程度の精度であることも示された。
受賞日
同上
受賞者
経営学研究科 経営学専攻 修士課程2年 松山 芳生
指導教員
経営学部 経営学科 教授 朝日 弓未
受賞題目
自動車業界の営業担当分類と保有顧客分析
内容
日本国内において、自動車産業は非常に大きな存在である。日本の2018年の輸出総額は81兆4,788億円であり、その内自動車は輸出総額の第一位を占めており、自動車の部分品や原動機を含めると日本の輸出総額の23.6%をも自動車関連が占めている。このように、自動車産業は日本の産業の要であることが言える。しかし、都市部の公共交通機関の発達、若者の自動車離れなどによって自動車の需要が低下しており、市場自体が縮小すると容易に推測できる。以上より、日本の産業を支えている自動車産業を縮小・衰退させないためには、より少なくなる需要に対して今まで以上に確実に応える必要がある。自動車は非常に高価な商材のため、営業マンを通して購入する場合がほとんどであり、営業マンの影響は少なくない。本研究では優秀な営業マンと優秀ではない営業マンの保有顧客の違いを明らかにし、どのような顧客を増やすことによって新車の販売台数を向上させられるのかを確認した。
受賞日
同上

■公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会
http://www.orsj.or.jp/

■評価のOR
http://www.orsj.or.jp/hyoka/

■朝日教授のページ: https://www.tus.ac.jp/academics/teacher/p/index.php?3bfe