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2021.02.17 Wed UP

本学教員及び大学院生の学術論文がアメリカ化学会発行『ACS Omega』誌のFront Coverに選出

本学教員及び大学院生の学術論文がアメリカ化学会発行『ACS Omega』誌のFront Coverに選出されました。

選出者 工学部 工業化学科 准教授 永田 衞男
工学研究科 工業化学専攻 博士後期課程1年 長川 遥輝
論文タイトル Elucidating the Factors Affecting Hydrogen Production Activity Using a CdS/TiO2 Type-II Composite Photocatalyst
内容 光触媒を用いた水素生成は、次世代の持続可能なエネルギー生産技術として注目されています。これまで、光触媒活性を高める方法の一つとして異なる光触媒を複合することが研究されてきました。これは光触媒間の電子移動が電荷の再結合を抑制するためと考えられていますが、その評価は従来間接的に行われていました。今回報告した論文では、粉末複合光触媒に電子トラップ解析を応用することで、実際の水素生成環境で光触媒間の電子移動を観測することに成功しました。また、活性評価に使用する還元犠牲剤の種類によっては、水素過電圧の影響により、電子移動が活性の低下をもたらすことを明らかにしました。本研究の知見により、水素生成反応に対してより効果的な複合光触媒設計が可能になります。
上記の研究内容が評価され、『ACS Omega』誌のFront Coverに選定されました。
掲載カバー 『ACS Omega』誌 掲載表紙
掲載論文 https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsomega.0c05749
掲載日 2021年2月16日

■ACS Omega
公式ページ:https://pubs.acs.org/journal/acsodf

■永田研究室
研究室のページ:https://www.rs.tus.ac.jp/nagatalab/
永田准教授のページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6b0c

Cover Pictureは複合光触媒における電子移動と、トラップされた電子のイメージが描かれています。