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2021.02.08 Mon UP

本学教員が「2020年度SSH全国生徒研究発表会審査委員」 および「2021年度SSH運営指導委員会メンバー」 に選出

本学教員が「2020年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)全国生徒研究発表会審査委員」および「2021年度スーパーサイエンスハイスクール運営指導委員会メンバー」に選出され、本学学生が「2021年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)活動支援者」として承認されました。

本学理工学部情報科学科の明石重男教授が、国立研究開発法人「科学技術振興機構」が主催する2020年度の「スーパーサイエンスハイスクール(以下SSHと省略)全国生徒研究発表会審査委員」および「文部科学省」が管轄する「2021年度のSSH運営指導委員会メンバー」に選出され、更に本学大学院理工学研究科情報科学専攻修士課程1年次のトンヨウ氏が、文部科学省SSH認定校である新潟県立新発田高等学校より、SSH活動支援者として承認されました。

SSHとは、「高等学校及び中高一貫教育校における理科と数学に重点を置いたカリキュラム開発、大学や研究機関等との効果的な『高大連携』方策についての研究推進」を目的として、文部科学省が日本全国の理系教育に優れた高等学校を選出する制度であり、日本最大規模の高等学校理系教育推進事業です。またSSH全国生徒研究発表会は、各都道府県のSSH認定校から選ばれた研究成果を一堂に集めて紹介するSSH最大の全国イベントです。なお2020年度発表会は、コロナ禍のため、オンラインで実施されました。

運営指導委員とは、SSHに認定された高等学校が、文部科学省が推進する「高大連携」を目的として、理系学部を抱える大学の教員の中から、国立研究開発法人「科学技術推進機構」の審査を通過して任命されるものです。SSH活動支援者とは、運営指導委員会メンバーの推薦を得て、各都道府県の教育委員会並びにSSH承認高等学校による審査を経て承認されるものです。

明石重男教授とトンヨウ氏は、2020年度後半から、コロナ禍の環境下においては、「パソコンやルータ等を用いた複数人での情報系実験」が困難となってしまったため、「コロナ禍環境における遠隔分散型仮想ICT教育実験環境」の構築を目的として、シスコネットワーキングアカデミーが開発したネットワークシミュレータである「Cisco Packet Tracer」とネットワーク環境でのオンライン会議を実現する「Zoom」を組み合わせることで、同一キャンパス内に存在する遠隔環境下に置かれた複数個のICT実験室間の相互通信を可能にした実験環境を提案しました。

■文部科学省SSHのページ
https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/gakkou/1309941.htm /
■新潟県教育委員会のページ
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kyoiku/
■新潟県立新発田高等学校SSHのページ
http://www.shibata-h.nein.ed.jp/SSH/index.html

明石研究室のページ
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1107

▼ 写真
「同じビルの別々の階に属する2個のICT実験室をリモート接続して、各実験室でCisco Packet Tracerを用いて構築した実験機材を、ネットワーク経由でZoomを用いて相互確認している状況」を撮影したもの

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