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2020.12.25 Fri UP

東京理科大学生命医科学研究所・国立がん研究センター共同研究プロジェクトに関する キックオフシンポジウムを開催(12/25・開催報告)

2020年12月25日(金)に東京理科大学生命医科学研究所・国立がん研究センター共同研究プロジェクトに関するキックオフシンポジウムを開催しました。

生命医科学研究所(以下「生命研」という。)と国立がん研究センター(以下「がんセンター」という。)東病院は、2009年度に採択された私立大学戦略的基盤形成支援事業(がん医療基盤科学技術創出拠点の形成)などを基盤とした医療技術の創出を軸とした連携活動を行ってきました。2017年度には本学とがんセンターとの間で包括協定を締結し、特にがんの検査・診断・治療に用いる医薬品、医療機器の研究開発分野におけるイノベーションの実現に向けた教育・研究両面における組織的な連携を継続・強化していくことで合意しました。

現在、生命医科学分野の重要性は急速に増大しており、技術的にも、ゲノム科学、多層オミクス、AIを用いた情報科学との連携等が急速に展開し、新しい時代へ大きな動きを始めています。このような情勢の中、両機関は、研究内容及び成果について相互理解を深め、研究成果を今後、臨床応用研究へ展開する方法をともに模索するために本シンポジウムを開催することとなりました。

シンポジウムは、本学の本山和夫理事長、松本洋一郎学長及び国立がん研究センターの中釜斉理事長の挨拶により開会し、生命研より9人、がんセンターより6人が講演を行いました。講演を踏まえた総合討論においては活発に意見が交換され、本学の藤代博記研究推進機構長の挨拶で閉会いたしました。(参加者数:約100人)

※プログラムはこちらをご覧ください。

両機関の共同研究プロジェクトの目的は、高度で独創的な研究を推進するとともに分野を超えた学際的研究を推進し、社会の要請に応える新たな研究領域を創出することです。本日のシンポジウムは、そのためのキックオフに相応しい内容となり、両機関の更なる連携の深化が期待されます。

生命医科学研究所は、様々な専門分野を扱う研究者が集う場となる本学の生命・医療系の研究拠点となり、同時に医療機関を初めとする他研究機関、他大学、企業との実質的な連携を強化していくことで、生命科学という学問分野における新しい「知」の共同体として、今後も自由で創造的な研究活動を行ってまいります。

東京理科大学生命医科学研究所ホームページ: https://www.ribs.tus.ac.jp/

国立がん研究センターホームページ:https://www.ncc.go.jp/jp/index.html

【シンポジウムの様子】

東京理科大学生命医科学研究所・国立がん研究センター共同研究プロジェクトに関する キックオフシンポジウムを開催(12/25・開催報告)
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