ニュース&イベント NEWS & EVENTS
本学教員らが平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞
本学教員らが平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞しました。
この表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とするものです。
本学からは開発部門:1名、研究部門:1名の計2名が受賞しました。
【文部科学大臣表彰 科学技術賞 (開発部門)】
我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発若しくは発明を行った者が対象となります。
受賞者 | : | 工学部 機械工学科 教授 小林 宏 |
業績 | : | 腰補助用アシスト装置の製品化開発 |
【文部科学大臣表彰 科学技術賞 (研究部門)】
我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は開発を行った者が対象となります。
受賞者 | : | 理学部第一部 応用化学科 教授 駒場 慎一 |
業績 | : | 次世代蓄電池材料の研究 |
文部科学省のプレス発表ページ:
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/04/1415044.htm
小林教授のページ
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1825
研究室のページ:http://kobalab.com/
駒場教授のページ
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?486f
研究室のページ:https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/komaba/
小林教授(左)、駒場教授(右) |
関連記事
-
2024.12.10
金属酸化物結晶中のネットワーク構造の乱れが電池の負極特性を低下させることを解明
~リチウムイオン電池の放電容量と安全性の向上に寄与~東京理科大学 名古屋工業大学 岡山大学 島根大学 研究の要旨とポイント Wadsley–Roth相のTiNb2O7は、優れた放電容量と安全性を備えたリチウムイオン電池の負極材料として注目されています。 本研究では、中性子・X線全散乱測定とパ…
-
2024.12.10
詳細が未知の大規模視覚-言語モデルから不要な知識を『忘却』させる技術を開発
~より軽量かつ効率的な新しいモデルの構築につながる成果(NeurIPS 2024採択)~研究の要旨とポイント 大規模な事前学習モデルは優れた性能を示すものの計算コストが高いことから、不要な機能を“忘却”させることで効率化できると期待されています。しかし、多くの大規模モデルは詳細が公開されていないことが多く、“忘却”機能の実装は…
-
2024.12.05
有機合成において重要なトランスアルケンを効率的に与えるHorner–Wadsworth–Emmons反応を開発
~薬理活性を持つ化合物の大量生産に一歩前進~研究の要旨とポイント Horner‒Wadsworth‒Emmons(HWE)反応は、有機合成における最も有用な反応の一つですが、立体選択性や頑健性など、応用上の課題がありました。 本研究では、開発後60年以上報告されてこなかったHWE反応…