センターの取組み

現職教員研修

教職教育センターでは、教育委員会等と連携して、現職教員の研修を行っています。

東京都教職員研修

教職教育センターでは、理数教育研究センター及び東京都教職員研修センターと連携し、東京都の現職教員を対象にした「専門性向上研修」を行っています。

2018年度

研修名 専門性向上研修 数学Ⅲ 「数学に関する専門的な内容の理解の充実」
実施日 2018年8月28日(火)
概要 数学の専門的知識・理解を深め、学習指導要領で求められる資質・能力の育成に向けて指導力の向上を図るために、「学習指導要領を踏まえた指導の充実」、「数学と実社会の関わり」、「数学科における主体的・対話的で深い学びに向けたICTの活用」について、講義、数学体験館の見学、演習を行いました。
講師 理数教育研究センター長 秋山 仁
理学部第一部数学科教授(教職教育センター長) 眞田 克典
理学部第一部数学科教授  清水 克彦
理学部第二部数学科教授  佐古 彰史
理学部第二部数学科准教授 伊藤 弘道

教員の資質向上のための研修プログラム開発・実施支援事業

教職教育センターでは、独立行政法人教職員支援機構(NITS)の委嘱を受けて、教員の資質能力向上のために、教育委員会等と連携・協働し、先導的かつ先進的な研修プログラムを開発・実施しました。

2017年度

理数教育研究センター及び川口市教育委員会と連携し、中学・高等学校の数学教育の中核教員が実施できるようなICTを活用した研修プログラムを開発しました。

プログラム名 ICTを活用したRLA(Researcher Like Activity:研究者を模した探究活動)導入研修プログラム(数学教育を事例として)
概要 (1)フェーズⅠ:RLAを取り入れたアクティブラーニングを実現する次世代型教材の開発
電子黒板、具体的教具、数学ソフトウェア等を用いて問題を構成する活動、解を構成する活動、成果を表現する活動、発表・話し合い・共有のRLAのプロセスを支援する各学校に展開でできる事例的教材(4教材)を開発しました。
・教材① Noise Cancelling
・教材② 絶対値を用いたグラフ
・教材③ フィボナッチ数
・教材④ 距離センサーを用いたグラフ
(2)フェーズⅡ:教員研修プログラムの開発
次世代型教育の授業像、電子黒板を利用した指導法のメリット、デジタル教科書の機能・プロジェクターの活用、アクティブラーニング(AL)の基本的な理念、RLAのプロセスを説明する教師用テキストを作成しました。
また、フェーズⅠで開発した4教材を活用するための教師用テキストを開発しました。実際の授業に導入できるよう「Activity Sheet」、「指導書」、「指導案」の3つの構成で作成しました。
(3)フェーズⅢ:研修プログラムの実施
川口市内の中学・高等学校における主に数学科の次世代型教育の推進を担う教員を対象にAL、RLAの理解に関する講義、RLA活動の体験等の研修を実施しました。研修後は、研修成果の普及方法を修得するため、川口市の高等学校において研究授業の公開実施をしました。
(4)フェーズⅣ:教材ならびに研修プログラムの評価と改善、公開。
研修プログラム受講者に教材及びアンケートを配付し、開発したプログラムの評価を行いました。また、受講者がどの程度、具体的な知識・技能が身についたか等について自己評価を行ってもらいました。
主な講師 理学部第一部数学科教授(教職教育センター長)眞田 克典
理学部第一部数学科教授 清水 克彦
理学部第二部数学科准教授 佐古 彰史
理学部第二部数学科講師 伊藤 弘道
報告書
資料集

サイエンス・リーダーズ・キャンプ(SLC)

サイエンス・リーダーズ・キャンプは、教員の理数教育における指導力の向上及び将来、都道府県等の理数教育において中核的な役割を担う教員となるための素養の育成を図るとともに、地域の枠を超えた教員間のネットワーク形成を支援する、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)によるプログラムです。
教職教育センターでは、2013年から2016年にJSTからの採択を受け、理数教育研究センターと連携し、プログラムを実施しました。

プログラムの3つのねらい

各年度におけるプログラム内容

本学における理数分野の研究と教員養成の強みを生かし、講義、実験(演習)、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション、施設見学等を行い、体験を通じて、才能ある生徒を伸ばすための効果的な指導方法を修得できる内容となっています。
また、受講者が学校現場に戻った後は、プログラムで形成された教員間及び本学とのネットワークを活かし、地域において理数教育の中核的な役割を果たす人材になることを期待しております。

2016年度

プログラム名 体験を通じた最先端の理数系総合指導力の向上(化学)
実施期間 2016年8月21日(日)~24日(水)3泊4日
実施場所 東京理科大学神楽坂校舎
1号館17階記念講堂、大会議室 等
概要 講義では、研究者としての姿勢や教育者としての在り方について、国際化学オリンピックなど国際標準の高校化学と日本の高校化学を比較し「本物の化学」を教えるための発想や方法について学ぶ機会を設けます。
また、人間生活に密着した身近な素材を用いる化学実験、学校現場で比較的短時間で行える化学実験を行い、教科指導力及び才能ある生徒に対する指導力の向上を図ります。
主な講師 東京理科大学学長 藤嶋 昭
教育支援機構理数教育研究センター教授 渡辺 正
理学部第一部化学科教授 井上 正之
理学部第一部化学科教授 宮村 一夫
報告書

2015年度

プログラム名 体験を通じた最先端の理数系総合指導力の向上(生物)
実施期間 2015年8月21日(金)~24日(月)3泊4日
実施場所 東京理科大学神楽坂校舎
1号館17階記念講堂、大会議室 等
概要 講義では、研究者としての姿勢や教育者としての在り方について、日本と海外の理数教育の違いや日本のトップ層の教育現状から国際性をはぐくむ教育について学ぶ機会を設けます。
また、GFPを用いた動物細胞への遺伝子導入実験、遺伝子診断技術に関する実験を行い、発展的指導力の基礎となる知識を養います。
主な講師 東京理科大学学長 藤嶋 昭
理学部第一部教養学科教授 太田 尚孝
理学部第一部教養学科准教授 武村 政春
理工学部応用生物科学科教授 朽津 和幸
東京大学大学院文化研究科教授 松田 良一
報告書

2014年度

プログラム名 体験を通じた最先端の理数系総合指導力の向上(数学)
実施期間 2014年8月21日(木)~24日(日)3泊4日
実施場所 東京理科大学神楽坂校舎
1号館17階記念講堂、大会議室
数学体験館 等
概要 抽象的な数学を体験的に生徒に学ばせることができる教材・教具を作成することにより、数学実験室を学校現場に実現するための手掛かりを提供します。その後、作成した教材・教具を用いて、数学の定理や概念を解説するミニ授業の指導案を作成し、学校現場に戻った後に、周囲の教員に対して、指導知識・技能を普及させる効果を得ることができるように、ミニ授業を収録、映像化し、内容を客観的に議論する場を設けます。
また、タブレットPC を使用し、数学の図形フリーソフトを使った演習を行うことで、高度な数学のICT 教育を実施していくための指導力向上を図ります。
主な講師 東京理科大学学長 藤嶋 昭
教育支援機構理数教育研究センター長 秋山 仁
理学部第一部数学科教授 清水 克彦
報告書

2013年度

プログラム名 SSHレベルの総合指導力養成 ~体験を通じて身につける授業実践力~
実施期間 2013年8月21日(水)~24日(土)3泊4日
実施場所 東京理科大学神楽坂校舎
1号館17階記念講堂、大会議室
6号館4階教職支援センター理科実験室 等
概要 講義では、想定外の事態に対応できる能力を育むための教授法、国際オリンピックの観点から考える日本の理数教育の国際化、研究者としての姿勢や教育者としての在り方について学ぶ機会を設けます。
また、物理系と化学系の内容に分かれて学校現場で活用できる実験を行います。物理系では、サボニウス型風車による風力発電、色素増感太陽電池に関する実験を行います。化学系では、 めっきに関する実験、油脂を素材とする実験、ナノ粒子触媒を使う医薬品の合成実験を行います。学校現場で応用できる実験を受講者自ら体験することにより、理数系分野への進路希望者に対する発展的指導力の向上を図ります。
主な講師 東京理科大学学長 藤嶋 昭
教育支援機構理数教育研究センター教授 渡辺 正
科学教育研究科科学教育専攻教授 北原 和夫
理学部第一部物理学科教授 川村 康文
理学部第一部化学科教授 井上 正之
報告書