学部学科 | 理学部第二部 数学科 |
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内定先 | 千葉県公立中学校・高等学校 |
・はじめにキャンパスの垣根を越えて切磋琢磨する仲間の存在や、教職教育センターの先生方の温かいご指導にすごく助けられた採用試験までの日々でした。対策は長期に渡ります。その為自分自身としっかり向き合いながら、周りを頼りながら試験を乗り越えてくれたら嬉しいです。
・試験の対策法
採用試験は1次と2次に分かれ、専門教科(数学)、教職教養、集団討論、個人面接、模擬授業などが課されます。私は対策講座や自主ゼミを積極的に活用しました。
1次試験の専門教養では、過去問を本番形式で解き、苦手分野を参考書で復習。また、学習指導要領をYouTubeや資料で確認しました。教職教養では出題傾向を分析し、教育法規や千葉県の施策を暗記。移動中は教育法規の動画を視聴して復習を行いました。集団討論は受験生同士で集まったり、教職教育センターの先生にご指導をお願いしたりと、練習や反省を重ね対策を行いました。
2次試験では、集団討論や個人面接に向けた練習を重ね、録画や意見交換で自分の弱点を改善。模擬授業では板書計画を紙にまとめ、発問や時間配分を具体的に検討しました。特に「千葉県が求める教師像」を意識し、一貫性を持った回答を意識。教育時事にも備え、説得力のある回答を心がけました。また、仲間との対策の際に私自身も面接官役を経験することで、相手からの見られ方を意識することが出来たと感じています。
・おすすめの学習「小論文に取り組む」
千葉県の採用試験には小論文は課されません。しかしながら、集団討論では「問いに対する正対」個人面接では「教育の内容を自分の言葉でまとめる能力」が重要だと感じ、小論文のおかげで助けられたなと思う瞬間が何度もありました。大変だとは思いますが、対策講座で積極的に取り組んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。皆さんの合格を心から祈っています。