先輩の声
星 湧也

星 湧也さん

学部学科 先進工学部 生命システム工学科
内定先 福島県公立中学校

 私が受験した福島県の教員採用試験では、大学4年の7月に1次試験(筆記試験)、9月に2次試験(小論文/模擬授業/個人面接)がありました。それらに向けて、1次試験対策では大学3年の11月から大学4年の5月まで教職教養と専門教科(理科)の対策、2次試験対策では授業実践力には自信があったため、1次試験合格通知後から面接と小論文の対策を行いました。教員採用試験対策において、私が最も大切にしていたことは、「誰よりも楽しむ!」という気持ちで沢山“遊ぶ“ことでした。息抜きをしつつ勉強に励んだ結果、合格することができたと考えています。

 実は、私は大学2年次に留年をし、しかも所属していた学科(キャンパス)は、教職課程が廃止されることが決まっていました。しかし、教職教育センターの先生方のご協力により、同級生のいない中、1人で教職課程の履修を続けることができました。そして、教職課程の履修を1人で必死に取り組み、教員採用試験も1人で試行錯誤をして対策しました。その結果、無事に夢だった地元福島県の教員採用試験に合格することができました。これが達成できたのは、「教師になりたい」という強い気持ちと「1人でどこまで行けるか」という冒険心・探究心、また「誰よりも楽しむ!」という楽観的な考えがあったからだと思います。1人で教職課程の履修と教員採用試験を乗り越えたことは、今後の大きな自信につながると思います。だからこそ、ただ教師になるだけでなく、子どもたちに夢や希望を与えて、可能性を広げることが出来るような教師になりたいです。

 教師を目指す後輩の皆さんは、楽しんで教職課程の履修や教員採用試験に向き合うことで、心に余裕を持つことができ、その結果、夢に近づくことができると思います。遊ぶことも大切にしつつ、学生生活を過ごしていってください。
 また、葛飾キャンパス出身の最後の教職課程履修者として教員採用試験に合格することができて、本当に良かったです!!