先輩の声
伊藤 輝

伊藤 輝さん

学部学科 創域理工学部 生命生物科学科
内定先 東京都公立中学校・高等学校

〇 どのように勉強したか
私は3年生の10月から教員採用試験対策講座を受講し、後期の到達度評価試験を終えて2月から本格的に対策を始めました。
まず、得意とする理科(専門教養)から対策を始めました。高校理科の教科書と「永野のパーフェクト補習 理科」という参考書で勉強しました。ざっくり全範囲を抑えた後、過去問で足りていない部分を補う形で勉強していました。教職教養は主に対策講座の資料で勉強しました。私としては東京都の教職教養は難しいし、わからないし、解けなかったので、他県の過去問を解いて知識が定着していることを確認していました。なかなか解けるようにならなくても最後まで諦めず勉強することが大事です。
春休みが終わると教育実習が始まる学生が多いかと思います。実習中は全くと言っていいほど勉強できません。そして、実習が終わる頃には1次試験は目の前です。春休み中にしっかり対策しておきましょう。

〇 どのような学習が合格に繋がったか
・仲間と共に対策をしたこと
自主ゼミに参加し、みんなで教育について話し合ったり、昼から夜まで一緒に勉強したりしました。お互いに教え合い、モチベーションを高め合い、悩みを相談できる仲間がいたからこそ合格できたと思っています。積極的に自主ゼミ・対策講座に参加し、切磋琢磨できる仲間を作りましょう。
・子どもと関わった経験
私は学校現場で学習支援・実験助手、子ども食堂でボランティア活動をしていました。実際に子どもと関わる中で、大切にしたいこと、育てたい生徒像、目指す教師像が見えてきます。経験を通じて自分軸が定まれば、論作文や面接で何を聞かれても対応できます。「経験がモノを言う」ので、様々なことに挑戦し、自分の強みや教育観などを探ってみることをお勧めします。

〇 最後に
辛い時もありました。勉強が捗らない。周りの進路が決まっていく。卒業研究も進めないといけない。日曜も対策講座で休みがない。そんな状況でも仲間がいれば必ず乗り越えられます。不安なことがあれば教職教育センターの先生方に相談しに行きましょう。教師を目指す仲間と共に頑張ってください!応援しています!