先輩の声
若杉 莉音

若杉 莉音さん

学部学科 理工学部 数学科
内定先 埼玉県公立高等学校

 1次の筆記試験の対策は3年生の8月から始めました。教職教養を直前で詰め込むことにかなり不安があったので、序盤はそちらを中心にコツコツ勉強していました。大学の期末試験が終わった1月下旬から、専門教養(数学)の対策にも本腰を入れ始めました。特によく使った教材は過去問とセサミノート教職教養(東京アカデミー)です。大学の対策講座で配られた専門教養の問題集がとても使いやすかったのでおすすめです。早めに勉強を始めたこと、アプリで勉強時間を管理したことが功を奏したように思います。
 2次試験の面接対策は、大学の対策講座や自主ゼミを活用しながら行いました。特に8月の2次試験直前の大学の対策講座に参加して徹底的に鍛えてもらったことが合格に繋がったと思っています。月並みですが、人から客観的な意見を貰いながら場数を踏むことが一番効果がありました。仲間と練習したことで、自分の癖を把握するだけでなく、面接官役を経験して視野を広げたり、情報を集めることができたりと、得るものが沢山ありました。理科大は、そのための環境が整っているので有難く活用してみてください。これが思った以上に面白かったです。最初は緊張してうまく話せなかったのですが、自分用に面接の回答集を作ったところ、かなり改善されました。もし同じような人がいればおすすめしたいです。
 論作文は、大学の対策講座に参加して毎週1枚ずつ添削していただきました。今まで文章の書き方について指導を受けたことが無かったので、参加して良かったです。自信を持って文章を書けるようになったことが、採用試験を通して得られた一つの財産だと感じています。
 倍率を見て不安で仕方が無かったのですが、先生方と仲間のお陰で乗り切ることができました。思い返せば楽しかったことの方が多かったように思います。理科大に来て良かったです。