先輩の声
柴田 朝陽

柴田 朝陽さん

学部学科 理工学部 数学科
内定先 愛知県公立高等学校

 私が採用試験を意識し始めたのは、3年生の10月から始まる日曜日の対策講座に参加したときです。そして本格的に勉強を始めたのは、3年生の2月の春休みからです。まずは春休みのうちに専門教養と教職教養を合格ラインにもっていくことがカギになります。過去問を研究し、専門教養は大学受験のときに使った青チャートなどの参考書をやり直し、教職教養は時事通信社の教職教養30日完成や教職教養の要点理解/演習問題を使って繰り返し勉強しました。4年生の4月からは専門教養と教職教養の演習に加え、一般教養の美術史や文化史の暗記や日曜講座で書いた論作文を書き直すなどの対策を行いました。また自主ゼミに参加し、仲間と一緒に面接や集団討論の対策をしました。面接や集団討論の対策は一次試験が終わってからでも、自主ゼミや理科大の対策講座に出ていれば十分間に合うので、まずは一次試験突破を目指して勉強することが大事です。

 また、私は元々私立教員志望ということや絶対に1年目から専任教諭として働きたいという思いがあったため、愛知県の採用試験の他に埼玉県や私立学校もいくつか受験しました。自治体や私立学校によっては、試験内容が似ているところがあるので、意外と併願は難しくないです。そして何度も試験を受けることで、試験の雰囲気に慣れ、自信を持つことができました。結果的に私は愛知県だけでなく、埼玉県と都内の私立学校からも内定を頂きました。合格の確率を上げるために、第一志望の自治体だけでなく、他県や私立も併願することをおすすめします。

 最後に、採用試験の勉強をしているときは「本当に合格できるのか?」と不安になることもあると思いますが、コツコツと計画を立てて対策すれば必ず結果はついてきます。また困ったり、悩んだときは教職教育センターに行ってください。先生方が相談に乗ってくれます。これを読んでくれた皆さんが採用試験に合格することを願っています!