先輩の声
木村 颯介

木村 颯介さん

学部学科 理工学部 数学科
内定先 東京都公立中学校・高等学校

 私は3年生の2月に行われた教員採用試験対策集中講座に参加し、早めに対策していた周りの人達との差を感じ、その後本格的に教員採用試験の対策を始めました。そこからはまず1次試験の専門教養、教職教養の勉強をし、4月ごろから小論文の勉強も並行して始めました。2次試験の対策は1次試験後から始めました。
 1次試験の対策としては、自分が受験する自治体の傾向を掴むことが重要だと思います。まず専門教養、教職教養に関しては、過去問を解いて傾向を掴みました。約15年分の過去問を解き、そこからわからなかった単元、頻出する単元について参考書を用いて勉強しました。過去問を使用する際は、傾向を掴む事を意識しながら解いてみると効果的だと思います。また、教職教養に関しては参考書を用いて基礎知識を暗記し、それと同時に過去問を解きました。そして東京都教職教養の過去20年分の問題を解説したまとめプリントが販売されていたのでそちらも購入し、勉強しました。また、小論文については、たくさん書き、練習をしました。書けば書くほど、自分の中の軸が定まると思います。書き終わったら教職教育センターの先生に添削してもらい、また書く、これを繰り返しました。対策講座でも小論文は書くので、そちらも活用することをお勧めします。
 2次試験は1次試験後から始めました。大学での対策講座で先生、友人に見てもらい対策しました。対策講座では頻出される質問などの対策もできるので、あらゆる系統の質問に対しての自分の考えも定まると思います。対策講座に積極的に参加すれば、教員採用試験対策は十分にできますので、ぜひ活用してください。
 最後に、まずは1次試験の合格を目指し、自治体の傾向を掴み対策することが大切です。そして理科大はサポートがとても手厚いので、積極的に対策講座を活用しましょう。頑張ってください。