先輩の声
石井 勇人

石井 勇人さん

学部学科 理工学部 数学科
内定先 千葉県・千葉市公立中学校

〇いつからいつまで何をどのように勉強したか
大学3年生の1月あたりから教員採用試験の勉強を始めました。専門教養の数学に関しては、「千葉県・千葉市の数学科過去問」(協同出版)を中心に勉強を進めました。何回も過去問を解き、分からない問題が無い状態にしたうえで試験に臨みました。教職教養に関しては、過去問を分析したうえで、頻出である千葉県の取り組み、特別支援教育等の勉強を多く行いました。特に、千葉県独自の取り組みに関しては、リーフレットの内容を暗記するつもりで勉強しました。その他の集団討論、模擬授業、個人面接に関しては、大学主催の採用試験対策講座や自主ゼミを活用し、アドバイスをいただきながら対策を進めました。教員採用試験の受験者同士で実際に集団討論や面接を行うことで、自覚していなかった自身の癖に気づき、改善することができたと感じます。

〇どのような学習が合格につながったか
筆記試験に関しては、過去問を中心とした勉強をしたことが合格に繋がったと感じます。教員採用試験は自治体ごとに出題傾向や特徴がはっきりしているので、過去問をよく分析することで効率的な勉強ができます。また、千葉県では毎年4月ごろに出題範囲が発表されるので、早いうちに確認することが重要です。他にも、大学3年生のうちから大学の教員採用試験対策講座に参加させていただいたことで、早期から採用試験の勉強ができたことも効果的でした。
模擬授業や面接に関しては、
① 大学主催の教員採用試験対策講座への参加
② ちば教職たまごプロジェクトの実習
の2つが効果的だったと感じます。特に、『ちば教職たまごプロジェクト』のような、生徒と実際に関わる機会を得ることは、理想の教員像の確立やモチベーションの向上にもつながります。積極的な参加をおすすめします。