先輩の声
島田 貴弘

島田 貴弘さん

学部学科 理工学部 数学科
内定先 千葉県公立高等学校

〇いつ何をどのように勉強したか

大学3年の12月あたりから教員採用試験の勉強を始めました。最初は、自信がなかった教職教養を重点的に勉強しました。その際使用した参考書は、『教職教養30日完成』『教職教養の要点理解・演習問題』『教職教養の演習問題』(時事通信出版局)の3冊です。特に30日完成で基礎知識を学習しました。4年の4月ごろから、教職教養の過去問を分析して、県の教育施策と学習指導要領を軸に勉強しました。専門教養は、大学受験のときに使用した『大学への数学 1対1対応の演習』(東京出版)などを、忘れていた公式を思い出す目的で1月くらいから勉強していました。

また、集団面接、個人面接、模擬授業に関しては、大学が主催している教員採用試験対策講座に参加したり、自主ゼミに参加したりすることで対策しました。

 

〇どのような学習が合格につながったか

筆記試験に関しては、「試験の傾向を分析すること」が合格につながったと思います。過去に受験した人の話を聞くことや、過去問を見て何が出題されやすいかを知ることが大切だと思います。

集団面接や個人面接に関しては、「論作文を書くことと面接を実践することの繰り返し」が試験で生きたと思います。論作文では、教員になった時にどのような事を行いたいのかを簡潔にまとめることができ、その意見をもとに面接練習をすることでより良い練習になりました。また、面接練習を行うことで自身の癖が分かり、本番で癖を意識できたことも合格につながったと思います。面接等の練習は一人で行えないので、教員採用試験対策講座や自主ゼミに積極的に参加することがおすすめです。

 

〇最後に

教職課程指導室の先生方や周りの友人などに助けていただいて、合格することができました。また、私は教育実習が理想とする教師像や自分の課題を見つめ直すことに良い経験で、受験に生きたと思います。これから一つ一つの経験を大切にして、教員になるという夢を叶えられるよう頑張ってください。