先輩の声
H. A

H. Aさん

学部学科 理学部第一部 数学科
内定先 東京都公立中学校・高等学校

教員採用試験1次試験の勉強は、3年の10月にあった大学主催の教員採用試験対策講座のころから始めました。

1次試験のうち「専門教養」は青チャートで復習から始めて、3年の2月ごろに過去問を解き始めました。過去問は、教育実習を終えた7月頃から4周目を解き、本番に臨みました。とても難しいというわけではないので、基本をしっかり復習して計算ミスに気を付けることが大事だと思います。

「教職教養」は、3年の1月ごろから過去問を解き始めました。まずは過去問で東京都の出題傾向をつかんで、問題集に取り組みました。時事問題は自分で調べましたが、準備しなかった問題が出ることもあるので、その他の暗記問題を確実に解けるようにするといいと思います。

「論作文」は、教員採用試験対策講座を中心に教職課程指導室の先生方に添削していただき、書き直すことを繰り返しました。

1次試験対策は早めに過去問に手をつけて、出題傾向をつかんで勉強に入るといいと思います。

2次試験対策は、4年の4月から友人や先生と勉強会を開いて、面接や集団討論の練習を繰り返しました。また、1次試験後に大学主催の教員採用試験2次試験対策講座にほぼ毎日参加しました。初めて集団討論や面接をしたときは全く話せなかったので、練習を重ねて発言できるようにしました。一番重要なのは明るく笑顔でいることなので、練習から本番まで意識し続けるといいと思います。

教員採用試験対策は、私はまず大学主催の教員採用試験対策講座に積極的に参加して、教職課程指導室の先生方に見ていただきました。特に論作文、個人面接、集団討論は一人では対策が大変ですし、すぐにできるようになるものでもないので、先生に相談しながら練習を重ねるのが大切だと思います。また、友人と協力して、情報を共有したり一緒に勉強会を開いたりすることで、モチベーションを保つことができました。

大変だと思いますが、教員になりたい気持ちを大切に、がんばってください。