先輩の声
鈴木 風花

鈴木 風花さん

学部学科 理学部第一部 物理学科
内定先 日本女子大学附属高等学校

私学の教員採用試験は、基本的には各学校で独自に募集しており、試験内容も学校によって様々です。その一例だと思ってください。私は1校しか受けていませんが、複数校受けることを前提で覚悟しておきましょう。

スケジュールは、2020年5月に書類提出で応募をして、6月に模擬授業と面接、7月に作文と最終面接でした。

 

【試験対策】

・専門科目 物理は、2020年11月ごろから少しずつセミナー問題集を解き始めました。全範囲を1周してから、できなかった問題だけ2周しました。化学は、理論だけセミナー問題集で復習しました。生物と地学は、大学主催の教員採用試験対策講座(事前対策コースの問題だけ取り組みました。

・面接 大学に入構出来ない期間だったこともあり、練習はしていません。聞かれそうな質問に対して、自分の考えのキーワードだけ書き出しておきました。自分の教育観や理想の教師像については、事前に考えをまとめておきました。

・模擬授業 学習指導案を教職課程指導室の先生に確認していただき、実際に授業も見ていただきました。軽い演示実験の教材は貸していただけるものもあるので、相談してみてください。

 

【私学を受ける上で】

・応募前に学校のHPやパンフレットから、教育理念や特色、校風をしつこいくらい調べて応募する学校を決めました。私学は学校によって、宗教や一貫校、別校などの違いだけでなく、生徒の様子や校風も全く変わってきます。自分の理想とする教育や、考え方と近い学校であること、理科教育に対する考え方などを軸に考えると良いと思います。

・志望動機書や学習指導案は必ず教職課程指導室の先生に確認していただきましょう。

 

私立は公立と違い、試験内容が学校により違い、その時々に応じて、色々な不安や疑問が出てくると思います。不安になったら、先生方や教員を目指す仲間、先輩に相談してみてくださいね。応援しています。