先輩の声
青野 雅弘

青野 雅弘さん

学部学科 理工学部 数学科
内定先 千葉県千葉市公立中学校・高等学校

1次試験の筆記の勉強を3年生の10月から始めました。専門教養については自分の苦手分野や出題傾向を参考に優先順位を考えて、青チャートで単元ごとに勉強しました。教職教養については手帳サイズの暗記ブック(私は「これだけ覚える教員採用試験教職教養」(成美堂出版)を使っていました)を空いている時間に少しずつ読み進めました。さらに、3年生の2月頃からは教職教養と専門教養ともに実践的な勉強を始めました。具体的には千葉県の過去問(5年分程)や大学主催の教員採用試験対策講座のプリント、数学のセンター試験の過去問を繰り返し解き、大事だと思ったことは適宜ノートにまとめて見返していました。

また、集団討論や個人面接の対策としては、主に2月から自主ゼミ(教員採用試験を受験する4年生が主体となり、先輩や先生方から助言を頂きながら面接や討論等を行います)への参加や、Zoomで友人と練習を積み重ね、都度反省や質問に対する自分なりの答えをノートにまとめていました。

模擬授業の対策は主に1次試験が終了してから行いました。まずは中学・高校の数学の教科書を参考に授業(導入6分間)の案を自分なりに3つ程作り、Zoom等で友人と練習をしました。そして本学主催の教員採用試験対策講座に参加し、実際に授業をしてみて改善を図ることを繰り返しました。

次に、特に合格につながったと思う学習について書きます。全体を通して、初めて知ったことや参考になったことを逐一ノートにメモしておき、勉強や面接等の練習をする前に見直すことが効果的だったと思います。

その他に、1次試験については友人と良い問題、解けなかった問題を相談し合ったりすることで、あまりストレス無く意欲的に勉強を続けられたと思います。また、2次試験については面接や模擬授業を友人や教職課程指導室の先生と実践し、アドバイスをし合って改善を図るという流れを繰り返すことに尽きると思います。

最後に、受験してみて意外だったことについて書きます。基本的には千葉県教育委員会のホームページの要項をよく読めば問題ないと思いますが、2次試験において思っていたより始まってからノートを見返したり気持ちを落ち着かせたりする時間が無かったです。また、個人面接では思っていたより学習指導要領の知識に関する質問が出たので、予め要点をおさえておくと良いと思います。

周りの人と協力しながら少しずつ自信をつけて、楽しみながら合格を勝ち取りましょう!