先輩の声
平城 星奈

平城 星奈さん

学部学科 理工学部 数学科
内定先 千葉県公⽴⾼等学校

私が本格的に勉強を始めたのは、3年生の3月頃です。2月頃から軽く勉強をし始めていましたが、どの教材を使ってどのように勉強をすれば良いのかわからない状況でした。先輩や友人がどのテキストを使っているか見て様々なテキストに目を通し、自分が使うテキストを絞りました。自分が使うテキストを絞った後は、そのテキストの問題の答えを覚えるくらいまで繰り返し解きました。それと同時進行で、「自主ゼミ」という教員採用試験を受ける受験生同士のゼミで、二次試験対策を行ったり、大学主催の教員採用試験対策講座事前対策コース、直前対策コースを受講していました。

 

一次試験対策をするにあたり、専門教養は演習量を増やして大学入試レベルの学力に戻しました。忘れている分野もありましたが、過去問を解いて解けなかった分野は青チャートを用いて復習をするということを繰り返していました。教職教養はどのような問題が出ているのか分析を行い、その傾向に沿って主に過去問を用いて対策をしていきました。

 

二次試験対策は自主ゼミで行っていました。私は自分の中で「信頼してもらえる教員になりたい」、「生徒の個性を見つけてその個性を伸ばしてあげることができる教員になりたい」という軸がありました。その軸に沿って面接練習を行いました。初めは面接で質問されたことに対してすぐ答えることができませんでしたが、練習していくにつれて答えることができるようになりました。模擬授業は5日間で仕上げました。二次試験対策は一次試験が終わった後、週に3回ほどオンラインで友人達と行っていました。回数を重ねていくにつれて、自分の考え、意見を伝えることができるようになっていると感じました。

 

私は教員になりたくて大学に入学しました。教育実習を実施して、自分が母校の先生方から良くしてもらったように、私も未来の私の生徒に対して接していきたいと感じました。また、この母校の先生のような教員になりたいという目標もできました。4月から大変なこともたくさんあると思いますが、教員になるのが楽しみです。皆さんも周りの人たちと助け合いながら合格を勝ち取り、夢を叶えてください。