齋藤 莉雄さん
学部学科 |
理学部第一部
応用化学科 |
内定先 |
神奈川県立高等学校 |
◎採用試験までの流れ
3年生 8月 専門教科(理科)の勉強を開始
10月 日曜日に開講する教員採用試験対策【事前対策コース】講座を受講
11月 教職教養の勉強を開始
2月 教員採用試験対策講座【合宿コース】に参加
4年生 4月 教員採用試験対策講座【直前対策コース】を受講
7月 一次試験 〜二次試験対策
8月 二次試験
10月 合格発表
- ◎合格につながった勉強法・対策法
- ・一次試験 専門教科も教職・一般教養も理科は特に範囲が広く、すべてを網羅して勉強しようとすると大変です。専門教科も教職・一般教養もとにかくまずは過去問に取り組んでみました。理科の専門教科は過去問を数年分解くと自分がどれくらい解けるかが分かりました。私は化学と物理はそれなりに解けたので生物、地学を中心に勉強しました。教職・一般教養は数年分解くと、出題傾向が分かり、過去問を解くだけでもかなり問題が解けるようになりました。過去問を分析したうえで日本国憲法、教育基本法、学習指導要領などを中心に勉強しました。一次試験は満点を狙うのではなく合格点を取るために取るべきところをしっかり対策することが大切だと思います。
- ・二次試験 二次試験は実践演習がとにかく大切だと思います。配点は面接、模擬授業、小論文の順番に高いですが、模擬授業は教職教育センターの先生が完ぺきになるまで見てくださるので理科大生が他の受験生に差をつける事が出来ると思います。私は模擬授業を完ぺきにできたことで合格することが出来たと思います。とにかく何度も教職課程指導室に行って対策してください!面接は質問の解答を作るより、自分の今までに学んだことなどを振り返っておくことが大切だと思います。小論文は配点が低いですが、対策することで教育課題の理解につながります。
- ◎最後に
- 私は教員採用試験の対策を始めたときは教師になるための手段としか考えていなかったのですが、対策をしていくことで、教師としての考え方や、必要な知識や技量などが身についたと感じました。よりよい教師になるために採用試験の対策をする気持ちで頑張ってください。