海部 秀明さん
学部学科 |
理学部第一部
化学科 |
内定先 |
攻玉社中学校・高等学校 |
私は、私学志望だったので大学3年の夏に私学適性検査を受験しました。この結果が悪く、3年の後期から本格的に勉強を開始しました。各学校に書類を出し始めたのは4年の4月からです。そのため4年の4月からは毎日、日本私学教育研究所の理科の求人(ほぼ毎日更新されます)を見ていました。
- 【勉強時期と内容】
- ・私学の筆記試験は専門科目だけがほとんどなので、自分の専門科目(化学)に時間をかけて勉強しました。本格的に勉強し始めたのは3年後期からです。使用していた教材は重要問題集です。解くときに、「こうやって教えればと生徒に分かってもらえる」「問題のポイントや注意すべきところ」などを想像しながら解きました。そのため、重要な問題が見えてきて、また、急に板書案を書けと言われても対応できるようになりました。
- ・教職教養は、らくらくマスターを使用しました。教養は、私学適性のような穴埋めが多いので、重要な部分の穴埋めができるように繰り返し読んで覚えていました。本格的に勉強し始めたのは3年から4年にかけての春休みからです。
- ・履歴書や面接の練習は、試験の直前に何度も教職課程指導室の先生に指導していただきました。しかし、自分の教育観や志望動機は春休みの間にある程度完成させておきました。
- 【やっておいてよかったこと】
- ・中高(母校)での学習支援ボランティア⇒3年からやっていました。
- ・塾講師のアルバイト(集団授業)⇒1年からやっていました。
この2つは必ず面接のときに聞かれました。また、どのくらいの年数やっているのか聞かれました。経験するにつれて、自分の授業の型や教育観などを持つことができるようになりました。この経験を活かし、どのようなことをしたいか履歴書に書いたり面接で答えたりすることができました。
私学は、1校の採用試験に1か月くらい(それ以上)かかります。そのため、あきらめずにやりきることが大切です。また、合否の連絡を待っている間は次の学校に応募をするなど何校も同時進行で受けることが合格への近道になります。採用が決まるまではまで不安だと思いますが、絶対に教師になりたいという思いを忘れずに頑張って下さい。