先輩の声
中山 和枝

中山 和枝さん

学部学科 理学部第一部 数学科
内定先 栃木県公立中学校

専門教養は3年の9月から過去問と⻘チャートを使って対策を始めました。栃木県は中学と高校で採用が分かれており、私は中学校を希望していたのでIA、IIBの対策を行いました。⻘チャートは一周し、後は間違えた所を中心に解きました。教職・一般教養は本格的には4年になってから始めました。栃木県は他の県と比べ教職教養は難しくなく、割合も少ないのでその分専門教養をしっかり対策しました。論作文、集団討論、個人面接は3年の2月に行われる教員採用試験対策講座【合宿コース】から対策を始めました。論作文は合宿コースが終わった後も日曜日に開講する教員採用試験対策講座【直前対策コース】や直接先生に見てもらうことで、定期的に書き、コツをつかめるようにしました。集団討論、個人面接は合宿コースや二次対策講座等を通じて実際に練習することで対策を行いました。面接の答えは聞かれそうなことや過去問で出た質問をチェックし、あらかじめ用意して対策に臨んでいました。

教員採用試験の対策を行う上で大切だと思ったことが2つあります。1つ目は「教職に対する熱意」です。教員採用試験は試験項目も多く対策が大変で、結果が出るのも周りの人より遅くなります。⻑い期間集中して頑張るためには「教員になりたい!」「教員になってこんなことがしたい!」という気持ちを持ち続けることが大切だと思います。2つ目は「仲間や先生方と協力する」ことです。試験を受けるのは自分自身ですが、対策は仲間や先生方と協力して様々な情報を得たり、共に切磋琢磨することでモチベーションを維持することができます。自分一人だと思わず、仲間と一緒に勉強したり近況を報告したり、親身になってくださる先生方に相談したり、対策をしてもらうことが大切だと思います。