先輩の声
三池田 祐真

三池田 祐真さん

学部学科 理工学部 応用生物科学科
内定先 学校法人 立花学園高等学校

私は、公立中学校と私立の中等部・高等部で理科 (物理・化学・生物)で採用試験を受験致しました。大学3年生の11月から神奈川県の公立中学校の教員採用試験の勉強を始めました。最初に取り掛かった事は、神奈川県の試験内容の傾向把握でした。次に、各科目領域の傾向をつかむため、過去問を5年間分解き、私は物理科目と地学科目を向上させなければ、合格できないと考えたため、物理と地学の問題集と参考書で一貫して苦手対策を試験前まで長い期間かけて行ないました。専門教養と同時進行で、2月から教職・一般教養の試験対策として過去問の傾向から、参考書で何度も何度も頭に埋め込む勉強を行ないました。そして、4月から論作文の対策として、週に1、2回程、教職教育センターの先生方に添削をお願いして、7、8本論作文を書き練習致しました。論作文は、書き方を掴むのに時間を要しましたので、もう少し早めに対策を始めた方がいいと思います。3月に行われる採用試験対策講座合宿コースは、全範囲の対策を兼ねてできるので、参加した方が刺激を受けられると思います。 応用生物科学科の研究室では、実験や研究等で、お休みすることが難しく、試験対策に当てる時間が限られております。なので、他学科の仲間達よりも一段と早い試験対策の計画を考えた方がいいと思います。

教員採用試験前を受ける前に、私は私立の方でも各校の採用試験を受験致しました。私立の採用試験にも、筆記試験がありますが、公立の試験対策をしていれば、問題ないと思います。

私が助言できることと致しましては、4年生になるまでに、受験を公立校か私立校か決めることが大事だと思います。また、試験勉強で切羽詰って、考えや物事への視野が狭くなってしまうと思いますが、必ず、実験や研究、部活動等の大学生活と両立できますし、その1年間は必ず自分の武器や自信となって返ってくるので物怖じせずに頑張って下さい。皆様を応援しております。