先輩の声
金子 怜生

金子 怜生さん

学部学科 理工学研究科 数学専攻
内定先 清泉女学院中学高等学校

学部4年次は公立志望でしたが、インターンや教育実習を経て、教育理念のあう職場で働きたいと思ったため、私学のみで教員採用試験を受けました。

[勉強期間] 学部3年後期から学部4年前期、修士2年3月から6月

[対策] 経験をつけるために是非インターン等で学校に足を運びましょう。

学部:4年次に千葉県教員採用試験受ける。2次で落ちる。
・ちば教職!たまごプロジェクト等の様々なインターンシップ
・教職教育センターが行っている対策講座(後期、合宿、前期)
・春休み、夏休みの自主ゼミ

修士:
・青チャート(数研出版)、1対1演習、スタンダード演習(東京出版)を解く。

[募集]
・日本私学教育研究所の数学の求人を見る。(オススメ)
・東京理科大学の就職支援システムキャリタス
・教員採用.jp

[募集時期] 春採用と秋採用があります。春採用は4、5月から求人が出始めます。

[試験内容] 学校によって異なります。スタンダードなパターンを紹介します。

1次選考 書類選考(理科大の就職活動用の履歴書使用)
2次選考 筆記試験(数学60分~90分)
3次選考 面接(10~30分)、模擬授業(5~30分)
4次選考 最終選考(理事長や校長と面談)
※数学は数学Ⅲまで必ず出題され、1対1演習レベル。ベクトルと数Ⅲの微積分は頻出。
まれに学部1年生の線形代数や微積分を出題する学校もあります。
※教職教養、一般教養、論作文を出題する学校もあります。

[経験して感じたこと]

・私立の採用枠は基本1人です。内定後にお断りすると迷惑が掛かります。また、「第一志望か?何校受けているか?公立は受けているか?」は必ず聞かれます。第一志望であることをアピールしましょう。

・14校ほど書類を出しました。院卒であれば書類選考は大抵通ります。(逆に学部は厳しい。)試験を受けていくことで、学校と自分の相性を確認出来、試験慣れもできました。

・私立は独自の教育理念があります。何故その学校に勤めたいか、そして自分はその学校で何をしたいか、考えましょう。履歴書の志望動機は学校によって変えることが大切です。