先輩の声
遠藤 遼太

遠藤 遼太さん

学部学科 理学部第二部 数学科
内定先 東京都公立中学校・高等学校

教員採用試験の勉強を始めたのは3年生の冬です。自分は4年次に原級をしたので実質1年半丸々勉強に充てることができました。教育実習が6月に終わってからも同じルーティンで勉強をしていました。使った参考書をまとめます。

[教職科目] ・教職教養ランナー(東京教友会) ・教員採用試験対策 教職教養①②(東京アカデミー) ・東京都の教職教養 過去問(協同教育研究会)

[専門科目] ・数学科の精選実施問題(協同教育研究会) ・東京都の数学科 過去問(協同教育研究会)

教職科目の勉強法はとにかく過去問です。東京都は全問選択問題で、知識がほぼなくてもパターンを覚えれば解答できてしまうものがあります。まずは形式や語句に慣れることです。過去問をこなす中で自分に必要な知識が何なのかがわかってきます。そこを上記の参考書を読み込むことで、対策していきました。

専門科目も似たような方法で取り組みましたが、過去問演習だけでは足りないと自分は思います。東京都は大問が5つあり、小問集合、幾何学、微積分、文章題読み取り、学習指導要領です。出るところは大体決まっています。数学科の精選実施問題(協同教育研究会)は比較的出題されやすい問題がまとまっていて、問題量も多いです。過去問に合わせながらこれを活用してたくさん問題を解きました。

論作文や二次試験対策に関しては対策講座や教職教育センターなど環境はあると思うので活用すべきです。

 

自分がやっていて本当によかったと思っているのが塾講師です。小中高の数学を教えていましたが、高3の受験生を教えるときにはしっかり勉強しないと受験問題は教えられません。それが教採対策にもなりました。また二次試験の面接ではその時の経験を話すことができました。